1. お車ユーザーの豆知識

修復歴隠しは絶対NG!査定で100%バレる理由と、告知義務違反による損害賠償リスク

事故車
目次
  1. 1. 車の「修復歴」とは?意外と知らない事故車との決定的な違い
    1. 1.1 骨格(フレーム)にダメージがあるかどうかが分かれ目
    2. 1.2 「事故車」=「修復歴あり」ではない?定義の落とし穴
    3. 1.3 混同しやすい「修理歴」と「修復歴」の言葉の違い
  2. 2. なぜ修復歴があると査定額は大幅に下がるのか?
    1. 2.1 見えない部分の歪みが「将来の故障リスク」を招く
    2. 2.2 10万円単位の減額も?年式が新しいほど影響は大きくなる
  3. 3. 不運な事故で修復歴がついた際、相手に請求できる「格落ち損害」
    1. 3.1 「事故減価額証明書」を取得して正当な補償を求める
    2. 3.2 日本自動車査定協会(JAAI)による査定の手順と費用
  4. 4. 査定士には筒抜け!修復歴を隠して売却するのがNGな理由
    1. 4.1 工具の跡やシャーシの歪み……プロの目は騙せない
    2. 4.2 告知義務違反はハイリスク!契約解除や損害賠償の対象に
    3. 4.3 知らずに売ってしまったら?前のオーナーへの補償請求
  5. 5. 修復歴のある車を1円でも高く売るための「3つの賢い選択」
    1. 5.1 複数の業者を比較し「修復歴」への評価の差を見極める
    2. 5.2 海外販路やパーツ売却に強い「専門業者」を選ぶメリット
    3. 5.3 ディーラー下取りよりも「廃車買取業者」が有利な理由
  6. 6. まとめ:修復歴ありの売却なら「廃車ひきとり110番」にお任せ
    1. 6.1 どんなに深刻な損傷でも0円以上での買取を保証
    2. 6.2 事故直後の動かない車でもレッカー代無料で対応

1. 車の「修復歴」とは?意外と知らない事故車との決定的な違い

どれだけ安全運転を心がけていても、自動車の事故やトラブルは予期せず起こるものです。

その後、車を修理して売却しようとした際、査定額を左右するのが「修復歴」の有無です。しかし、実は「修理をした=修復歴がつく」わけではありません。

修復歴

1.1 骨格(フレーム)にダメージがあるかどうかが分かれ目

車の「修復歴」とは、単なる故障の修理ではなく、車の骨格(フレーム)にあたる重要なパーツを交換、または修正した際につく評価です。

具体的には、日本自動車査定協会(JAAI)の基準により、以下の部位に損傷や修復がある場合を指します。

  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • インサイドパネル
  • ピラー(柱部分)
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル(屋根)
  • フロア・トランクフロア

人間でいえば「骨折」や「手術」に相当するような、車の強度や走行性能の根幹に関わるダメージがあった場合に初めて「修復歴あり」とみなされます。

1.2 「事故車」=「修復歴あり」ではない?定義の落とし穴

中古車業界ではよく使われる言葉ですが、実は「事故車」と「修復歴車」は必ずしも一致しません。

  • 事故車だけど修復歴なし
    事故でドアを凹ませて交換したり、バンパーを新品に変えたりしても、骨格部分にダメージがなければ修復歴はつきません。
  • 事故ではないのに修復歴あり
    台風での倒木や建物の一部が落下し、屋根(ルーフ)や柱(ピラー)が歪んで修理した場合は、事故ではなくても「修復歴あり」となります。

つまり、「どこにぶつけたか」ではなく「どこまでダメージが及んだか」が重要です。外装パーツの交換だけで済んでいる場合は、過度に査定を心配する必要はないケースもあります。

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1.3 混同しやすい「修理歴」と「修復歴」の言葉の違い

「修理歴」と「修復歴」は、響きは似ていますが査定における意味合いは天と地ほどの差があります。

  • 修理歴(しゅうりれき)
    消耗品の交換や、ボディの小さなキズ・へこみを直した履歴のことです。これは通常のメンテナンスの範囲内であり、大きなマイナス査定にはなりません。
  • 修復歴(しゅうふくれき)
    前述の通り、骨格パーツの修復を行った履歴です。これは車の資産価値を大きく下げる要因となります。
【ここがポイント!】
査定士は「修理したこと」自体を責めるわけではありません。「安全に走るための骨組みが歪んだことがあるか」を厳しくチェックしているのです。
ご自身の車に施した修理がどちらに該当するか、車検証入れにある修理伝票などで事前に確認しておくとスムーズです。

 

2. なぜ修復歴があると査定額は大幅に下がるのか?

修復歴のある車が中古車市場で敬遠されるのは、単に「気持ちの問題」だけではありません。プロの査定士が金額を大きく下げるのには、車の機能そのものに関わる重大なリスクがあるからです。

修復歴のある車

2.1 見えない部分の歪みが「将来の故障リスク」を招く

車の骨格(フレーム)は、一度大きな衝撃を受けて歪んでしまうと、最新の設備で修理しても「ミリ単位」で完全に元通りにすることは極めて困難です。一見きれいに直っているように見えても、以下のような「後出しのトラブル」が発生する可能性が高いのです。

  • 走行安定性の低下: 車体の軸がわずかにずれているだけで、まっすぐ走らなかったり、高速走行時にハンドルがぶれたりすることがあります。
  • タイヤの異常摩耗: 足回りの付け根(骨格)が歪んでいると、タイヤが不自然な角度で接地し、タイヤの寿命が極端に短くなる(偏摩耗)原因になります。
  • 謎の雨漏り・異音: フレームの歪みによってドアや窓枠にわずかな隙間が生じ、そこから雨水が侵入したり、走行中に不快なキシミ音が発生したりします。
  • 電装系のトラブル: 浸水や車体の歪みによる配線の圧迫などが原因で、予期せぬ電気系統の故障を招くリスクがあります。

2.2 10万円単位の減額も?年式が新しいほど影響は大きくなる

修復歴による減額幅は一概には言えませんが、多くの場合、「10万円単位」での大幅なマイナス査定を覚悟しなければなりません。

  • 高年式車ほど大打撃
    新車に近い新しい車ほど、本来の価値(残存価値)が高いため、修復歴による「価値の下落率」も大きくなります。例えば、本来200万円で売れるはずの車が、修復歴一つで130万円(70万円減)まで下がるといったケースも珍しくありません。
  • 買い手の心理的影響
    中古車を購入する際、同じ値段・同じ走行距離であれば、誰でも「修復歴なし」を選びます。「修復歴あり」の車を売るためには、相場よりも圧倒的に安く設定しなければ売れないため、必然的に買取価格も低く抑えられてしまうのです。
【査定士の視点】
修復歴がある車は、売却後に次のオーナーから「すぐに壊れた」というクレームが出るリスクも抱えています。
買取業者はその「将来の保証コスト」をあらかじめ査定額から差し引いているのです。

 

3. 不運な事故で修復歴がついた際、相手に請求できる「格落ち損害」

自分に非がない事故で車が壊された場合、修理代は相手の保険で支払われますが、修理後の車には「修復歴」が残ってしまいます。これにより、将来売却する時の査定額が下がってしまう損失を「格落ち損害(評価損)」と呼びます。

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3.1 「事故減価額証明書」を取得して正当な補償を求める

相手の保険会社に対して、「修復歴がついたせいで査定が下がる分も補償してほしい」と交渉しても、なかなか認めてもらえないのが現実です。そこで、客観的な証拠として必要になるのが「事故減価額証明書」です。

  • 証明書の役割: 第三者機関が「この事故による修復で、具体的にいくら価値が下がったか」を公的に証明する書類です。
  • 交渉の武器: 保険会社との交渉において、口頭で不満を言うよりも、この「公的な証明書」を提示する方が、損害賠償を認められる可能性がぐっと高まります。
  • 請求できる金額: 事故によって下がる見込みの買取金額(事故減価額)を、事故の相手方に請求する根拠となります。

3.2 日本自動車査定協会(JAAI)による査定の手順と費用

「事故減価額証明書」を発行できるのは、中立な第三者機関である日本自動車査定協会(JAAI)です。

【査定の手順】

  1. 予約: 最寄りの日本自動車査定協会の支所に連絡し、査定日時を決めます。
  2. 査定の実施: 指定の場所(または出張先)で査定を受けます。時間は30分程度です。
  3. 発行: 査定基準に基づき、証明書が発行されます。

【査定にかかる手数料(税込目安)】

車種区分 手数料(基本料金)
軽自動車 5,500円 〜 6,600円程度
普通車 7,150円 〜 9,900円程度

※出張査定を希望する場合は、別途出張費や交通費、駐車料金などが必要になります。

詳細はこちらもご参考下さい。日本自動車査定協会HP

【注意】必ずしも全額認められるとは限りません
格落ち損害の請求は、専門的な知識が必要な難しい交渉です。
しかし、「新しい車であること」「損傷が骨格に及んでいること」などの条件が揃っていれば、証明書があることで補償を勝ち取れる可能性が高まります。

 

4. 査定士には筒抜け!修復歴を隠して売却するのがNGな理由

「修復歴を正直に言うと安くなるから、黙っていよう……」そう考える方もいるかもしれませんが、それは非常に危険です。中古車査定のプロは、私たちが想像する以上に細かなポイントから、隠された修復の事実を見つけ出します。

傷修復

4.1 工具の跡やシャーシの歪み……プロの目は騙せない

中古車査定士は、単に外装のきれいさを見ているのではありません。車体の深部までチェックし、過去の大きな修理を見抜きます。

  • 大型工具の使用痕: フレームを修正する際には、車体を固定するための強力なクランプや引き出し用の大型工具を使用します。これによってついた「独特な傷」や「塗装の不自然な剥げ」は、どんなにきれいに再塗装しても消すことができません。
  • ボルトの角の削れ: 部品を取り外した際、ボルトの頭に工具を当てた微細な跡が残ります。プロの査定士はここから「本来外す必要のない部品が外されている=大きな事故があった」と推測します。
  • 溶接跡とシーラー: 工場出荷時と修理時では、鉄板の継ぎ目の溶接跡(スポット溶接)や、防水用のシーラーの塗り方が全く異なります。この「メーカー純正との違い」が決定的な証拠となります。

実態調査によると、プロが修復歴を見落とす確率はわずか0.2%〜2%程度。ほぼ100%近く見抜かれると思って間違いありません。

4.2 告知義務違反はハイリスク!契約解除や損害賠償の対象に

修復歴があることを知っていながら隠して売却することは、重大な「告知義務違反」にあたります。

  • 契約の解除: 売却後に修復歴が発覚した場合、買取業者から契約を白紙に戻され、代金の返還を求められます。
  • 損害賠償の請求: 契約解除に伴うレッカー代、保管料、あるいはその車がすでに他へ転売されていた場合の損害など、多額の賠償金を請求されるリスクがあります。
  • 瑕疵(かし)担保責任: 現在の法律では「契約不適合責任」と呼ばれますが、売主は「売るものが契約内容と合っていること」を保証する義務があります。嘘をつくと、差し引きゼロどころか、大きなマイナスを背負うことになります。

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4.3 知らずに売ってしまったら?前のオーナーへの補償請求

「中古車として買った時に『修復歴なし』と言われていたので、自分も知らずに売ってしまった」というケースもあるでしょう。

  1. 自分の責任は?: 悪意がなくても、買取業者に対しては責任を負わなければならない場合があります。
  2. 販売店への補償請求: この場合、あなたがその車を購入した販売店に対して、損害賠償や返金を請求することができます。販売店には、修復歴を告知して販売する義務があるからです。
  3. 時効に注意: 購入契約から5年以内、または修復歴を知ってから1年以内に行動を起こす必要があります。気づいたらすぐに専門家や消費者センターへ相談しましょう。
【結論】
売買は信頼関係で成り立っています。修復歴を正直に伝えれば、それを踏まえた上で最適な価格を提示してもらえます。
隠すことは、将来の自分に「借金」を作るようなものだと心得ましょう。

 

5. 修復歴のある車を1円でも高く売るための「3つの賢い選択」

修復歴がある車は、国内の一般的な中古車市場では敬遠されがちですが、決して「価値がゼロ」というわけではありません。大切なのは、その車の価値を正しく評価できる場所に持ち込むことです。

5.1 複数の業者を比較し「修復歴」への評価の差を見極める

実は、修復歴に対する評価基準は買取業者によって驚くほど異なります。

  • 業者の得意分野: 自社で整備工場を持っている業者は、「きれいに直っているから、これなら自社で安く保証をつけて売れる」と判断し、高値を提示してくれることがあります。
  • 査定額の比較: 1社だけで決めてしまうと、その店独自の厳しい基準で買い叩かれるリスクがあります。ネットの一括査定などを利用し、最低でも3〜5社程度の見積もりを比較することが、最高値を見つける第一歩です。

見積比較

5.2 海外販路やパーツ売却に強い「専門業者」を選ぶメリット

日本国内では「修復歴あり」というだけで敬遠されますが、視点を世界に変えると状況は全く異なります。

  • 海外での高い需要: 日本車は非常に頑丈で壊れにくいため、東南アジアやアフリカなどの海外諸国では、「フレームを直してあっても、元気に走る日本車」は喉から手が出るほど欲しいお宝です。
  • パーツとしての価値: 車体としての再販が難しい場合でも、エンジン、ドア、電装パーツなど、個別の部品としてリサイクル販売できるルートを持つ業者であれば、パーツ代としての価値をしっかり価格に反映してくれます。

5.3 ディーラー下取りよりも「廃車買取業者」が有利な理由

新車の買い替え時、ついついディーラーへの「下取り」を検討してしまいますが、修復歴車に関してはディーラー下取りは最も損をしやすい選択です。

  • 下取り価格の限界: ディーラーは「高品質な中古車」を国内で売るのがメインのため、修復歴があるだけで「値段がつかない」「逆に廃車費用を請求される」といったケースが多々あります。
  • 廃車買取業者の強み: 廃車買取専門の業者は、最初から「車を資源やパーツ、海外輸出」として捉えています。そのため、国内の中古車相場に縛られることなく、修復歴を過度にマイナス視せずに買い取ることが可能なのです。
【賢い判断基準】
もし中古車買取店で「修復歴のせいで0円です」と言われたら、迷わず廃車買取業者へ相談しましょう。
「廃車」という選択肢を持つだけで、数万円〜十数万円の得をする可能性があります。

 

6. まとめ:修復歴ありの売却なら「廃車ひきとり110番」にお任せ

愛車に修復歴がついてしまうのは悲しいことですが、その事実を隠して売却することはリスクが大きすぎます。大切なのは、「修復歴がある車でも、その価値を最大限に引き出してくれるプロ」を選ぶことです。

今回の重要ポイントをおさらい

  • 「修復歴」は骨格へのダメージ: 外装の傷やバンパー交換なら査定への影響は限定的。
  • 隠すのは絶対NG: プロの目は騙せず、後から損害賠償を請求される恐れがある。
  • もらい事故なら「格落ち損害」を: 事故減価額証明書を取得し、正当な補償を求める。
  • 売り先で金額が激変: 国内販売メインのディーラーより、海外販路を持つ専門業者が強い。

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6.1 どんなに深刻な損傷でも0円以上での買取を保証

一般的な中古車買取店で「修復歴がひどいので値段がつきません」「逆に処分費用がかかります」と言われてしまった車でも、諦める必要はありません。

「廃車ひきとり110番」では、これまでの実績として99%以上のケースで「0円以上」での買取を実現しています。

  • 資源としての価値: 車体としての再販が難しくても、鉄やアルミ、希少金属といったマテリアルリサイクルとしての価値を評価します。
  • パーツの再利用: 正常に動く部品を丁寧に取り出し、リサイクルパーツとして国内外に流通させるため、修復歴に関わらず高価買取が可能です。

6.2 事故直後の動かない車でもレッカー代無料で対応

事故に遭った直後で、「まだ修理もしていない」「タイヤが曲がって動かせない」という絶望的な状況でも、私たちは迅速に駆けつけます。

  • 引き取り費用は完全無料: レッカー車による引き取り代金はかかりません(離島など一部地域を除く)。事故現場や保管場所からの直接搬出もお任せください。
  • 廃車手続きを無料代行: 修復歴のある車を処分する際の煩雑な書類手続きや抹消登録も、すべてプロが無料で代行します。
  • キャンセル料も前日まで無料: 契約後でも、引き取り予定日の前日までならキャンセル料は一切かかりません。納得してサービスを利用いただける体制を整えています。

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