1. 廃車するときの豆知識

長期間の車放置はどうなるの?いつまでなら大丈夫?おすすめできない理由とは

放置車

一時的に車に乗らなくなったからいつか乗ろう、車を譲ってもらったので、今乗っている車を手放すまでそのままにしておこう・・・理由は様々ですが、もし、数年乗るご予定がないお車がございましたら、放置車とせずご売却されることをおすすめします。そのままにしておいておくと、不動車になったり、次に乗る際に想定以上の修理費用がかかることも!

1.価値がどんどん下がる

一部のプレミアの車種を除き、基本的にお車の価値は刻々とさがります。希少価値から上がることはあるかもしれませんが、それは発売から数十年たっているが、外装状態が良いとか、メンテナンスなどがしっかりされているものに限ります。事実、車離れの昨今、レストアして乗ろうという人も、だんだん少なくなるかもしれません。

2.維持費がかかる

車検が残っているお車であれば、乗っても乗っていなくても毎年自動車税がかかり、2年もしくは1年おきに車検も受けなければなりません。場合によっては駐車場代などもかかります。

自動車税は毎年かかります。軽自動車でも10,800円、普通車は29,500円から始まり、たとえば一般的な8人乗りファミリーカーに多い排気量2,000ccクラスのお車であれば、39,500円、さらに初度登録から13年以上経過している場合は45,400円もの自動車税がかかります。

車検代も基本工賃や代行料などは20,000円ほどですが、別途車検期間の自動車重量税や自賠責保険の支払いも必要で、たとえは2年車検の普通車であれば24か月契約で21,550円、自動車重量税額はエコカー減税なし、1.5トン以下のお車であれば24,600円、さらに初度登録年月から13年以上経過しているお車は34,200円、18年以上経過しているものは37,800円もかかります。それらを合わせると、何も整備しなくても車検には70,000円以上かかるという計算になります。
駐車場代であれば田舎の安い地域でも3,000円/月程度、都市部では例えば23区内の月極の駐車場代は30,000円くらいが相場だそうです。

そうすると、例えば月1万円の駐車場代としても、完全にメンテナンスフリーでも年間150,000円近くの費用が掛かるということになります。

3.次に乗ろうと思っても車両のパーツが劣化している。

ベルト類、液類、バッテリー、ガソリン、エンジンオイルなどは確実に劣化します。オイルは長期間放置すると当然、エンジンの内部から下へ下へ落ちますので、次にエンジンを回そうとするとオイルが下にたまっている状態からかけることになり、内部にダメージを与えることになります。ベルト類もゴムである以上、硬化していつ切れるかもわかりません。タイヤは空気が自然に抜けますのでひび割れや劣化が起こり、パンクしている可能性がありまし、仮にしていなくても移動中にタイヤバーストが起こりえます。バッテリーはいくらターミナルを外しておいても上がってしまうものです。ガソリンもどんどん腐食します。燃料タンク内もさびが発生し、燃料ポンプの目詰まりの原因になります。また、これは普通に使用していても同じことですが、車種によってはクリアハゲなどの塗装劣化が起こります。そうすると、いざ車検をとって乗ろうとしても多くのメンテナンスが必要になり、場合によっては、せっかく残しておいたのにあまりにも費用がかかるため、「廃車にしたほうが良いかも」という状態になりかねません。

これを防ぐためには自動車屋さんの話では最低でも月に1回(コンディションを維持したいなら1週間に1回)は20キロは連続走行した方がいいとのことでした。「車検は切れているけどエンジンはたまににかけてるよ」という方もいらっしゃいますが、エンジンをアイドリングするだけでは意味があまりなく、実際に走行する必要があるそうです。そうすると、当然車検も維持しないといけませんので 上記の2 の費用がかかってきます。

どうしても長期間保管したい場合は・・・

上述のように定期的に走行すること、乗っていなくても定期的なメンテンナンスをしっかりすることが必要そうです。

マイカーに月に数回しか乗らない場合は「シェアリング」という手も

実際に車は手放せないが月に数回乗るか乗らないか程度であれば、お車を「所有」するのではなく「シェア」するのもおすすめです。たとえば都市部では利用される「カーシェアリング」。これは月に1000円程度の会費と、都度使用時間に合わせて費用は掛かるのですが、「会員間で共有」しているため、レンタカーのように都度店舗に行く必要も、ガソリンを満タン返しにすることも必要ありません。また分単位で借りることができるのでちょっとのお出かけに有効です。遠出することがたまにある程度では従来の「レンタカー」が有効です。最近は格安レンタカーもあり、費用がおさえられます。ただしともにデメリットとしてはその車がある場所までは移動しないといけないということでしょうか。毎日通勤で車を使用される地方の方ならともかく、地方でも都市部などのにお住まいで普段は公共交通機関を利用されている方は、近くにこのようなステーションもしくは店舗があると思いますので、その場合は有効です。詳しくは、キムラユニティーさんとカレコさんというカーシェアリングの会社さんのページをリンクしておきますのでご参考までに。
カーシェアリングとレンタカーの違い、知ってますか?(キムラユニティーHPより)
マイカー・レンタカーとのカーシェアリングの違い(カレコHPより)

まとめると、お車はお手放しいただくほうが得かも!

以上のことから、もう、何年かは乗らないという場合は、ご売却、お手放しいただくことをおすすめします。年式が新しいお車や、状態が良いお車は中古車として価値があります。この価値はどんどん下がり続けますので、湯諭つで特需が起こったり、希少価値があるものを除き、早めに手放された方が得になる場合がほとんどです。廃車になるようなお車でも、車検が残っているうちにお車をお手放しになられた場合、解体されても未経過分の自賠責や自動車重量税、普通車は自動車税の還付金も戻ってきます。その際はぜひ弊社にお声がけください

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