廃車を決めたら

例えば「年式が古い」「走行距離が10万kmを超えている」「傷や凹みがあって修理が必要」あるいは「事故車」「故障車」などの場合、 ディーラー、自動車販売店、修理業者などに下取り、買取りあるいは廃車処理を頼んでも、結局は自動車解体業者のもとへ回されることになり、高い中間手数料を支払うことになってしまいます。
それなら、最初から廃車を専門に扱っている、廃車ひきとり110番に依頼する方が、中間コストがかかりません。

解体業者選びはここがポイント!

  1. リサイクルすればするほど、みんながトクをする?!

    自動車解体業者はたくさんありますが、そのすべてが同じ方法で車を解体し、同じようなリサイクル処理をしているわけではありません。
    現在、日本国内では1年間に約400万台もの車が廃棄処分されています。以前はその大半が、シュレッダーダストという、細かく砕かれた廃棄ゴミとなって 埋め立てられていました。また、車に使われていたフロンガス、不凍液、オイルなどは適正に処理されず、中には垂れ流しにしてしまう業者もあったのです。

    自動車リサイクル法の施行もあり、現在は1台の車体から、エンジンや部品、鉄材など平均して約80%の部分がリサイクルされるまでになりました。廃車ひきとり110番の提携工場では、ほぼ100%のリサイクルを実現しています。リサイクルできる部分が多ければ多いほど、引取り時の車の価値が上がるのですから、廃車を高く買える可能性が高くなり、ユーザーの方にとっても、おトクです。

    「車が自然破壊、環境汚染のもとになるのを食い止めよう」「きれいな地球を取り戻そう」そういう意識を持って、真剣にリサイクルに取り組む業者こそが、結局は誰にとっても優良な業者といえるでしょう。車の再生と地球の再生とは、切っても切れない関係にあるのです。

    自動車解体業者を選ぶときは、廃車した車をどのように処理しているのかを、きちんと説明している会社を選ぶことが、安心につながります。ホームページやパンフレット等があれば、ぜひ確認してみてください。

  2. 廃車は思い出を満タンに積んで

    廃車、廃車といっても、ユーザーの皆様にとってはたくさんの思い出のある、大切な車です。
    中には、車をまるで家族の一員のように大事にされてきたユーザー様もいらっしゃいます。

    • 恋人と海までドライブした夜
    • 気の合う仲間と峠道を走った夏
    • 生まれたばかりの赤ちゃんを、そっと産院から家へと連れて帰った退院記念日
    • 帰省ラッシュに泣かされながら、故郷へと急いだ日
    • あるいは、亡くなったご家族の大切な形見として

    1台1台に、それぞれのユーザー様の思い出がぎっしり詰まっています。だからこそ、最後の最後まで、小さな部品や素材に至るまで、廃棄せずに生かす道はないかと、リサイクルに情熱を注ぐ業者を選んでいただきたいのです。弊社のグループの自動車のリサイクル工場では非効率であっても、人の手による手分別を行っており、精緻な解体を実践しています。

  3. ガシャガシャに積み上げられた廃車の山

    きっと、ご覧になったことがあるのではないでしょうか。ナンバープレートが外されているとはいえ、山のように 積み重ねられ、野ざらしにされている車の姿。もし、そこにご自分やご家族が大事に乗っていた車を見つけたとき、ユーザーの皆様のお気持ちはどうでしょうか。

    廃車ひきとり110番のグループ会社では、100%近いリサイクルを実践しているだけでなく、決して、お引受けした車を積み重ねて保管するようなことはせず、1台1台平置きにしています。そして、1台1台の車を丁寧な手作業で細かく解体していきます。

  4. 「リサイクル」から「リユース」へ

    世界中、どこへ行っても日本車が走っています。その多くは大変古い型のものですが、走行距離が数10万kmになってもなお、現役で活躍しています。ですから、これまで日本国内ではゴミとして捨てられてきたような小さなボルト1本でも、海外では貴重な部品として需要があるのです。

    廃車ひきとり110番のグループ企業では1台の車から、200品目に及ぶ部品の1つ1つを手作業で解体し、再生させることで、こういった細かい部品も海外で活躍することができます。「リサイクル」を超えた「リユース」の考え方です。

    こうして解体された部品は、国内をはじめ海外の多くの国へと輸出され、再び活用されています。

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