車のマッドフラップの取り付け方|DIY手順と業者依頼の費用相場
マッドフラップ(泥よけ)は購入して終わりではなく、正しく取り付けてこそ本来の効果を発揮します。自分で取り付ける際の手順と、プロに依頼した場合の費用相場を詳しく解説します。
取り付けに必要な工具・準備するもの
DIYで取り付ける場合、一般的に以下の工具や部材を準備します。車種専用設計の製品であれば穴あけ不要なケースもありますが、汎用品の場合は電動工具が必要になることもあります。
🔧 DIY取り付けの必須アイテム

- ドライバー・レンチセット: 純正クリップやボルトの脱着に使用します。
- 電動ドリル: 新たに車体や製品に穴を開ける必要がある場合に使用します。
- スピードナット(クリップナット): 車体の薄い鉄板部分にボルトを固定する際に役立ちます。
- メジャー・油性ペン: 左右対称に付けるための採寸とマーキング用です。
- 錆止めスプレー: 穴あけ加工をした際、切断面からサビが発生するのを防ぐために必須です。
- 養生テープ: 作業中にボディを傷つけないよう保護するために使います。
自分で取り付ける手順
基本的な流れは「位置決め」→「加工(必要な場合)」→「固定」の3ステップです。
1. 取り付け位置の確認
まず、マッドフラップを実際に取り付ける箇所に仮当てします。
作業のコツ: ハンドルを左右いっぱいに切ることで、タイヤハウス内のスペースが広くなり、タイヤを外さなくても作業しやすくなります。
このとき、「車体からのはみ出し量」を必ず確認しましょう。突出が大きすぎると保安基準に抵触し、車検に通らなくなる可能性があります。また、マフラーやドアの開閉に干渉しないかもチェックしてください。
2. 穴あけ・ボルト固定の手順
位置が決まったら、油性ペンで穴あけ位置に印をつけます。
⚠️ サビ対策を忘れずに!
ドリルで穴を開けた後は、必ず切断面に錆止め塗料を塗布してください。ここを怠ると、数年後に固定部分からボディが腐食し、パーツが脱落する原因になります。

固定方法は以下のいずれかが一般的です。
- 車体の鉄板をスピードナットで挟み込み、ボルトで締め付ける
- 付属のステー(L字金具)を介して固定する
- タッピングスクリューで直接ネジ込む(※強度が弱いため補助的)
まずは全てのネジを「仮締め」の状態にし、全体の角度が歪んでいないか確認してから、最後にしっかりと「本締め」を行います。
3. 取り付け後の確認ポイント
作業が終わったら、以下の4点を必ずチェックしましょう。
| 確認項目 | 具体的なチェック内容 |
|---|---|
| ぐらつきの有無 | 手で揺らしてみて、走行中の振動で外れる心配がないか。 |
| 干渉の有無 | ハンドルを全切りした際や、段差で車体が沈んだ際にタイヤに当たらないか。 |
| 左右のバランス | 後ろから見て、左右の高さや角度が揃っているか。 |
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取り付けでよくある失敗・注意点
マッドフラップの取り付けは比較的シンプルな作業ですが、慣れていないと走行中の脱落や車体の損傷を招くことがあります。特によくある失敗例を確認しておきましょう。
🚫 マッドフラップ取り付けのNG例
- 固定が甘く走行中にバタつく:低速では良くても、高速走行時の風圧でネジが緩み、最悪の場合パーツが飛んで後続車に危険を及ぼします。
- 穴あけ箇所のサビ対策不足:鉄板部分に穴を開けた際、防錆処理を忘れると、そこからボディ全体の腐食(サビ)が広がります。
- 最低地上高を無視した設置:見た目重視で低く付けすぎると、段差や車止めでマッドフラップを擦り、取り付け部ごと車体を破損させることがあります。
- タイヤとの干渉:ハンドルを大きく切った際にタイヤの内側が接触し、異音やタイヤの損傷を招きます。
業者に依頼する場合の費用相場
「自分で穴を開けるのは怖い」「仕上がりの美しさを重視したい」という場合は、ディーラーや整備工場、カー用品店へ依頼するのが安心です。
| 依頼先 | 工賃の目安(前後4枚分) | 特徴 |
|---|---|---|
| ディーラー | 8,000円 〜 15,000円 | 最も安心。純正品なら保証もつく。 |
| カー用品店 | 5,000円 〜 10,000円 | 持ち込み不可の場合もあるため事前確認。 |
| 整備工場 | 4,000円 〜 8,000円 | 比較的安価。技術力が高く柔軟な対応。 |
※穴あけ加工が必要な場合や、タイヤ脱着が必要な場合は工賃が加算されます。
工賃が高くなる・断られるケース
- ネット購入品の持ち込み:店舗によっては、持ち込み品の取り付けに「割増料金」がかかる、あるいは「保証ができない」という理由で断られることがあります。
- 輸入車や特殊なエアロ装着車:パネルの脱着が複雑な車種は、作業時間が長くなるため工賃が高めに設定されます。
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DIYと業者依頼、どちらがいい?
ここまで解説してきた内容を踏まえ、DIYと業者依頼のどちらが向いているか、タイプ別に整理してみましょう。無理をして自分で作業し、車体を傷めてしまっては本末転倒です。
| DIYが向いている人 | 業者依頼が向いている人 |
|---|---|
| ・車種専用設計の製品を選んだ方 ・基本的な工具を持っていて、軽作業に慣れている方 ・コストを最小限に抑えたい方 ・こまめにネジの増し締め点検ができる方 |
・汎用品で穴あけ加工が必要な方 ・バンパーやフェンダーの脱着が必要な方 ・はみ出し量などの保安基準への適合に不安がある方 ・走行中の脱落や、それに伴うパンク等のリスクを避けたい方 |
特に、位置決めを誤ると保安基準に抵触したり、タイヤと干渉して思わぬトラブルにつながりやすいため、少しでも不安がある場合は無理をせずプロに依頼するのが安心です。数千円の工賃を払ってでも、確実に取り付けてもらう価値は十分にあります。

まとめ
マッドフラップ(泥よけ)の取り付けは、製品選びと正しい装着手順がセットになって初めて効果を発揮します。
✅ 取り付け時の重要ポイントまとめ
- 位置の再確認: 固定前にハンドルを切ってタイヤとの干渉がないか調べる。
- 徹底したサビ対策: 穴あけ加工をした箇所には必ず錆止めスプレーを。
- 保安基準の遵守: 車体からのはみ出し量が規定を超えないように調整する。
- 走行後の点検: 数日走った後に、ネジが緩んでいないか増し締めを行う。
DIYでコストを抑えるか、業者に依頼して確実性を優先するか、ご自身のスキルや車の状態に合わせて選んでみてください。マッドフラップをきちんと取り付けて、愛車を長く綺麗な状態で乗り続けましょう。
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