1. 事故車を廃車にする2つの方法:永久抹消と一時抹消の違い
事故に遭った普通自動車を廃車にする場合、陸運局での手続きは大きく分けて2種類あります。
どちらを選ぶべきかは、その車を「二度と公道で使わないことが確定しているか」によって決まります。それぞれの違いを正しく理解し、損をしない選択をしましょう。

1.1 「永久抹消登録」:事故で大破し、再起不能な場合に選ぶ手続き
事故による損傷が激しく、修理をして乗り続けることが不可能な場合や、修理費用が車両の価値を大きく上回る場合に選ぶのが「永久抹消登録」です。
これは文字通り、その車両の登録を永久に消し去る手続きです。
- 前提条件:先に車両を「解体(スクラップ)」する必要があります。解体業者から「解体完了」の報告を受けてから、15日以内に陸運局へ申請します。
- 最大のメリット:「自動車税」の還付に加え、車検が1ヶ月以上残っていれば「自動車重量税」の還付も受けられる点です。
- 判断のタイミング:フレームまで歪んでしまった、エアバッグが展開した、あるいは全損認定を受けた場合は、迷わずこの手続きを進めるのが賢明です。
1.2 「一時抹消登録」:修理か廃車か迷っている、または部品取りにしたい場合
「廃車にすることは決めたが、まだ解体するかどうか迷っている」あるいは「保険の過失割合が決まるまで現車を残しておく必要がある」という場合に選ぶのが「一時抹消登録」です。これは、公道での走行を一旦休止するための手続きです。
- 手続きの内容:ナンバープレートを返却し、陸運局で「一時抹消登録証明書」を受け取ります。車両を解体する必要はありません。
- メリット:手続きを完了した翌月から「自動車税」の課税を止めることができます。
- デメリット:この段階では「自動車重量税」は還付されません。最終的に車両を解体した際に、改めて「解体届出」を行うことで初めて還付されます。
1.3 事故車ならではの手順:まずはレッカー先や修理工場からの「移動」が先決
事故車の廃車手続きが一般の廃車と大きく異なるのは、車が「自宅にない」ケースが多い点です。多くの場合、車両は事故現場から運ばれたレッカー会社の保管場所や、ディーラー、修理工場にあります。
ここで注意すべきは「保管料」のリスクです。
事故車両を預けっぱなしにしていると、1日あたり数千円の保管料が発生することがあります。
「手続きをどうするか決まるまで……」と放置している間に、数万円の支払いが生じてしまうことも珍しくありません。
まずは廃車買取のプロである「廃車ひきとり110番」に相談し、保管場所から直接車両を引き取ってもらうことで、無駄な保管料を最小限に抑え、スムーズに永久抹消または一時抹消の手続きへと進むことが可能になります。
2. 事故車の廃車手続きに必要な書類チェックリスト
事故車の廃車手続きを最短で進めるためには、書類の不備をゼロにすることが不可欠です。
普通自動車の場合、法的な所有権を動かすための重要な公的書類が必要になります。ルールに基づいた必須書類を整理しました。

2.1 普通自動車の廃車に必須となる基本書類(印鑑証明・実印など)
廃車手続きには、その車両の正当な所有者であることを証明するための「基本3セット」が必要です。
- 所有者の印鑑登録証明書:発行日から3ヶ月以内の原本が必要です。※廃車手続き完了時点で期限が切れないよう、余裕を持って取得してください。
- 実印:印鑑登録証明書と同じ印影の印鑑です。委任状や譲渡証明書に捺印するために必要となります。
- ナンバープレート:前後2枚。事故で破損していても、返却が必須です。※紛失した場合は警察への届け出と理由書が必要になります。
2.2 【注意】電子車検証(ICタグ付き)と「自動車検査証記録事項」の扱い
現在、すべての普通自動車はICチップを内蔵した「電子車検証」に切り替わっています。廃車手続きの際、従来の車検証とは扱いが異なるため注意が必要です。
- 電子車検証(本体):ハガキ程度の小さなサイズの車検証です。ICチップを折り曲げたり損傷させたりしないよう保管してください。
- 自動車検査証記録事項(必須):電子車検証には「所有者の住所」などが券面に印字されていません。そのため、発行時に渡されるA4サイズの「自動車検査証記録事項」という書類が廃車手続きにはセットで必要となります。
もし「記録事項」の紙を紛失してしまった場合は、専用のスマホアプリ(車検証閲覧アプリ)からデータを表示するか、再発行の手順を確認する必要があります。廃車ひきとり110番にご依頼いただく際は、このあたりの確認もプロがサポートいたしますのでご安心ください。
2.3 代理人が手続きを行う場合に用意すべき「委任状」の書き方
事故車の廃車手続きは、ご自身で陸運局へ出向くよりも、専門業者へ代行を依頼するのが一般的です。その際に必要となるのが「委任状」です。
- 委任状の形式:基本的には廃車買取業者が用意する雛形で問題ありません。国土交通省のサイトからダウンロードすることも可能です。
- 押印の注意:必ず所有者本人が「実印」を鮮明に捺印してください。シャチハタや認印では一切受け付けられません。
- 記載内容:「受任者(業者側)」の住所氏名や、「委任する行為(永久抹消登録など)」を正確に記載します。
事故で入院中などの理由で本人が記入できない場合でも、実印さえあれば手続きを代行できるケースがあります。状況に合わせて柔軟に対応いたしますので、まずはご相談ください。
3. 自分で廃車にするといくらかかる?費用の内訳と相場
「自分で廃車手続きをすれば、代行手数料が浮いて安く済むはず」と考える方も多いでしょう。しかし、事故車(不動車)の場合は物理的な移動が必要なため、想像以上に多くの「持ち出し費用」が発生します。
一般の方が自分ですべての手続きを行った場合にかかる、具体的な費用の内訳と相場を確認してみましょう。
3.1 運搬費用:自走できない事故車のレッカー代は「距離」で決まる
廃車にするには、車両を許可を受けた「解体工場」へ持ち込まなければなりません。事故で自走できない車の場合、レッカー車(積載車)の手配が不可欠です。
- レッカー代の相場:基本料金+走行距離で計算されます。一般的に10,000円〜30,000円程度が目安となります。
- 距離の落とし穴:保管場所から解体工場までの距離が遠いほど費用は加算されます。また、夜間や休日、あるいは足回りがロックして移動が困難な車両の場合は、特殊作業費としてさらに数万円上乗せされるケースもあります。
3.2 解体費用とリサイクル料金:2005年以前の車でなければ支払済み?
車両をスクラップにするための「解体費用」と、ゴミを適正処理するための「リサイクル料金」が必要です。
- 解体費用:工場によりますが、10,000円〜20,000円程度が一般的です。※個人からの持ち込みを断っている工場もあるため、事前の確認が必要です。
- リサイクル料金:2005年(平成17年)以降の新車購入時にすでに支払っている場合がほとんどです。車検証入れに「リサイクル券」があるか確認しましょう。もし未払いの場合は、廃車時に10,000円〜20,000円程度の支払いが必要になります。

3.3 事務手数料:印紙代と市区町村で発生する書類発行代
陸運局での手続きそのものにかかる費用は、他の項目に比べれば少額ですが、必ず現金(印紙)が必要になります。
| 費用の種類 | 金額の目安 | 支払先 |
|---|---|---|
| 一時抹消登録(印紙代) | 350円 | 陸運局 |
| 永久抹消登録(事務手数料) | 無料(印紙代なし) | – |
| 印鑑証明書の発行 | 300円前後 | 市区町村役場 |
【自分でする場合の合計コスト】
これらを合算すると、自分ですべてを行うには最低でも3万円〜6万円程度の「支出」を覚悟しなければなりません。さらに、慣れない書類作成や陸運局への往復時間を考えると、精神的・時間的なコストも無視できません。
廃車ひきとり110番のような専門業者に依頼すれば、これら全ての費用を「0円」に抑え、さらに車両本体の買取価格を受け取れる可能性があるため、経済的なメリットは数十倍の差となって現れます。
4. 事故車を手放して戻ってくる「3つの還付金・返戻金」
事故で車を廃車にする際、多くの人が驚かれるのが「お金が戻ってくる」という事実です。自動車に関する税金や保険料は先払いしているため、年度の途中で廃車手続きを完了させれば、残りの期間分を現金で取り戻すことができます。これを「還付(かんぷ)」と呼びます。
戻ってくるお金は主に以下の3種類です。それぞれの計算方法と注意点を確認しましょう。
4.1 自動車税:手続きの翌月から3月までの月割り還付(普通車限定)
自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に1年分が課税される税金です。
廃車手続き(永久抹消・一時抹消どちらでも可)を行うと、手続き完了の翌月から翌年3月までの月数分が月割りで還付されます。
自動車税の還付計算式
【還付金額】=(自動車税の年額 × 手続き完了の翌月から3月までの月数)÷ 12ヶ月
シミュレーション例
排気量2,000ccの普通車(2019年9月以前に初度登録、年額39,500円)を9月中に廃車した場合、
10月から翌3月までの「6ヶ月分」が還付対象となります。
39,500円 × 6ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 19,700円(100円未満切り捨て)
- 注意点1:軽自動車には月割り還付制度がありません。3月中に廃車にしない限り、1円も戻らないため、軽自動車の場合は特に「3月中の抹消」が重要です。
- 注意点2:地方税に滞納がある場合は、還付金が未納分に充当されるため、手元に戻らないことがあります。
4.2 自動車重量税:車検残存期間が1ヶ月以上あれば永久抹消で戻る
自動車重量税は、車検時に「次回の車検までの分」を一括で支払う税金です。
事故で車を解体し、「永久抹消登録」を行うことで、残りの車検期間に応じた金額が還付されます。
| 新車登録からの経過年数 | 重量0.5トンあたりの年額(目安) |
|---|---|
| 12年目まで | 4,100円 |
| 13年目〜17年目 | 5,700円(重課) |
| 18年目以降 | 6,300円(さらに重課) |
還付の条件と計算
車検の残り期間が1ヶ月以上あることが必須です。還付額は「納付済みの重量税 × 残り月数 ÷ 車検有効期間(24ヶ月など)」で算出されます。
(例)重量1.3トンの車で車検が7ヶ月残っている場合
納付済み24,600円 × 7ヶ月 ÷ 24ヶ月 = 7,175円
4.3 自賠責保険・任意保険:保険会社への個別申請が必要な「解約返戻金」
税金とは異なり、保険料は「保険会社へ解約の申請をした日」を基準に返戻金が計算されます。
陸運局での手続きが終わっただけでは戻ってこないため、注意が必要です。
- 自賠責保険:車検残存期間に応じて返戻金があります。廃車手続き完了後、保険会社に「解約申請」を行う必要があります。
- 任意保険:一括払いをしている場合は、解約日から満期日までの未経過分が返ってきます。事故で保険を使ったとしても、解約による返戻金は受け取れるケースがほとんどです。
✅ プロに任せる最大のメリット
これら全ての還付・返戻の手続きをご自身で行うのは非常に煩雑です。「廃車ひきとり110番」にご依頼いただければ、税金の還付手続きを漏れなく代行し、1円単位まで正確にお客様へ還元いたします。事故車の買取価格にこれら還付金を加算することで、想像以上の金額が手元に残るはずです。
5. 事故車の廃車で失敗しないための重要ポイントと注意点
事故車を廃車にする際、単に「壊れたから捨てる」という感覚で進めると、後から思わぬ金銭的負担を強いられたり、手続きが途中で止まってしまったりすることがあります。トラブルを未然に防ぐために、特に注意すべき3つのポイントを解説します。
5.1 ローン残債がある車:所有権解除のための「一括返済」の壁
もし事故車にローンの支払いが残っている場合、車検証の「所有者」の欄を確認してください。
ここがディーラーやローン会社になっている場合(所有権留保)、勝手に廃車にすることは法律で禁じられています。
- 一括返済が原則:廃車手続きを行うには、まずローンの残債をすべて清算し、所有権を自分(法人)の名義に移す「所有権解除」の手続きが必要です。
- 保険金での相殺:車両保険に入っている場合は、支払われる保険金をローンの返済に充てることが一般的です。
「残債が多くて払いきれないが、車はボロボロで邪魔だ」という場合でも、廃車買取業者に相談することで、買取価格を残債の一部に充当したり、提携ローンへの組み直しなどのアドバイスを受けられる場合があります。

月をまたぐと大損?還付金を最大化する「末日」のデッドライン
自動車税や重量税の還付金は、「陸運局での抹消登録が完了した日」を基準に計算されます。これが1日遅れて月をまたいでしまうだけで、大きな損害が発生します。
| タイミング | 家計への影響 |
|---|---|
| 月内に完了 | 翌月から3月までの税金が満額還付される。 |
| 翌月1日にずれ込む | 還付金がまるまる1ヶ月分(数千円)減少する。 |
| 3月から4月にずれ込む | 新年度の自動車税(数万円)が1年分課税される。 |
特に事故車の場合、レッカー移動や解体作業に時間がかかるため、月末ギリギリの依頼では手続きが間に合わないリスクがあります。
還付金を一円でも多く受け取るなら、「その月の20日頃まで」には業者を決定し、書類を渡しておくのが安全圏です。
5.3 警察への「事故届け」と保険会社の「全損認定」の確認
事故車を廃車にする前に、法的な手続きと保険の確認を済ませておく必要があります。
- 警察への届け出は必須:どんなに軽微な事故や自損事故でも、警察へ届け出て「交通事故証明書」が発行される状態にしておかなければ、任意保険の車両保険金を受け取ることができません。
- 勝手に解体しない:保険会社が損傷具合を確認(アジャスター調査)する前に車両を解体してしまうと、適切な保険金が支払われない恐れがあります。「全損認定」が確定し、保険会社から処分の了承を得てから廃車手続きに進みましょう。
廃車ひきとり110番では、保険会社や修理工場との連携もスムーズに行います。現在の保管場所を教えていただければ、最短のスケジュールで引き取り・手続きを調整いたします。
6. 事故車の処分は「廃車ひきとり110番」への依頼が最もおトクな理由
事故車の廃車は、単に「捨てる」作業ではありません。適切な業者選びを行うことで、マイナスだと思っていた状況をプラスに変えることができます。
私たち「廃車ひきとり110番」が、多くの事故車オーナー様に選ばれている理由を解説します。
\ 24時間いつでも受付中! /
6.1 レッカー代・手続き代行・廃車費用がすべて「0円」の安心感
第3章で解説した通り、自分ですべての手続きを行うと、数万円の持ち出し費用(レッカー代や解体費)が発生します。しかし、当社ではこれら全ての費用を完全無料(0円)としています。
- レッカー引き取り無料:自走できない大破した車両でも、追加費用なしで伺います。
- 事務手続き代行無料:陸運局への申請や、複雑な書類作成もプロがすべて引き受けます。
お客様に「1円も払わせない」のが私たちのポリシーです。事故による急な出費を抑え、家計へのダメージを最小限に留めることができます。
6.2 還付金の受け取りも徹底サポート!車両本体の買取価格もプラス
当社が「おトク」である最大の理由は、還付金をお客様へ100%還元し、さらに「車両本体」にも買取価格を付けるからです。
- 還付金の透明性:自動車税や重量税などの戻ってくるお金を正確に算出し、買取額とは別にしっかりとお返しします。
- 事故車でも高価買取:私たちは車両を「鉄くず」としてだけでなく、「貴重なリサイクルパーツ」や「海外輸出用資源」として評価します。ディーラーで「価値ゼロ」と言われた事故車でも、驚きの査定額がつくチャンスがあります。
6.3 修理工場やレッカー先へも急行!煩わしいやり取りを代行します
事故車が自分の手元になく、警察の保管場所や修理工場にある場合、移動や立ち会いの手間が大きな負担になります。
廃車ひきとり110番なら、現場担当者様との直接のやり取りも代行可能です。
「修理工場から早く車を出してほしいと急かされている」「レッカー会社の保管料が心配」といったお悩みも、私たちが迅速に車両を引き上げることで即座に解決いたします。お客様は自宅にいながら、電話やLINE一本で廃車を完結させることが可能です。
7. まとめ:事故車の廃車は手間をかけずにスマートに解決しよう
事故で車を失うことは大きなショックですが、その後の手続きまでストレスを感じる必要はありません。廃車の手続きは複雑で費用がかかるイメージがありますが、正しい知識と業者選びによって、想像以上にスムーズかつおトクに終わらせることができます。
今回の重要ポイント
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- 手続きの選択:再起不能なら「永久抹消」、迷うなら「一時抹消」を検討。
- 還付金の回収:自動車税、重量税、保険料は「権利」として確実に回収する。
- コストの回避:自分でするより、無料代行を行う専門業者に任せるのが経済的に正解。
廃車ひきとり110番は、事故という不運な出来事を、お客様にとって「賢いリセット」に変えるお手伝いをいたします。今の愛車がいくらになるのか、還付金がいくら戻るのかを確認するだけでも大歓迎です。まずは無料査定から、新しい一歩をスタートさせてください。










