1. お車ユーザーの豆知識

届出済未使用車とは?新車・中古車との違い・メリットデメリット・選び方完全ガイド

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目次
  1. 1. 届出済未使用車とは?その意味と特徴
    1. 1.1 「届出済未使用車」の意味とは?
    2. 1.2 なぜ「未使用」でも中古車扱いになるのか
    3. 1.3 どんな状態の車が該当するのか?(走行距離・使用歴)
    4. 1.4 届出済未使用車が生まれた理由
  2. 2. 新車・中古車・届出済未使用車の違いとは?
    1. 2.1 新車との違い
    2. 2.2 一般的な中古車との違い
    3. 2.3 比較表|新車・届出済未使用車・中古車の違い一覧
  3. 3. 届出済未使用車のメリット
    1. 3.1 新車より安く買える
    2. 3.2 納車が早い
    3. 3.3 状態が良い・低走行車
    4. 3.4 税金面でお得な場合もある
    5. 3.5 メーカー保証が残っていることが多い
  4. 4. 届出済未使用車のデメリット・注意点
    1. 4.1 車種・カラー・グレードの選択肢が少ない
    2. 4.2 登録時期が古いと年式落ちリスクがある
    3. 4.3 オプション装備が限定される
    4. 4.4 中古車として扱われるため金利やローン条件が異なる場合も
  5. 5. 購入時の注意点とよくある誤解
    1. 5.1 「新車同然」=新品同様とは限らない
    2. 5.2 メーカー保証が短くなることがある
    3. 5.3 実際の在庫状況が少ないこともある
    4. 5.4 値引き交渉がしにくい場合がある
  6. 6. どんな人に届出済未使用車がおすすめか
    1. 6.1 予算重視の人へのおすすめポイント
    2. 6.2 新車同様の品質を求める人に
    3. 6.3 特定車種・グレードにこだわらない人
    4. 6.4 低走行距離を求める人に
    5. 6.5 登録済みでの即納を希望する人向け
  7. 7. 届出済未使用車の価格例・相場感
    1. 7.1 軽自動車・コンパクトカーの相場例
    2. 7.2 人気車種は値引き率が低いことも
    3. 7.3 購入時にかかる諸費用や初期費用の目安
  8. 8. 納車までの流れと保証・メンテナンスの注意点
    1. 8.1 車両選びと在庫確認
    2. 8.2 商談・見積もり・契約の流れ
    3. 8.3 支払い方法(現金・ローンなど)
    4. 8.4 納車までの期間の目安
    5. 8.5 アフターフォローの重要性
  9. 9. 保証やメンテナンス面での注意点
    1. 9.1 メーカー保証の有効期限について
    2. 9.2 延長保証や販売店保証はつけられる?
    3. 9.3 納車前点検・整備の内容を確認しよう
  10. 10. まとめ|届出済未使用車は賢く選べばお得な選択肢
    1. 10.1 メリット・デメリットをしっかり理解しよう
    2. 10.2 新車・中古車・届出済未使用車…自分に合う選び方を
    3. 10.3 乗り換えを考えている方は、今の車の処分方法もチェック!

届出済未使用車とは?その意味と特徴

「届出済未使用車」の意味とは?

「届出済未使用車」とは、一度ナンバープレートが付けられたものの、実際には誰も使用していない車のことです。

「登録済未使用車」とも呼ばれますが、意味はほぼ同じです。
具体的には、ディーラーや販売店が自社名義で一度登録(届け出)した車で、一般ユーザーによる使用歴がない車両を指します。

そのため、外観も内装もほぼ新車同様で、走行距離も極めて少ないのが特徴です。

なぜ「未使用」でも中古車扱いになるのか

中古車

「使用していないのに中古車なの?」と疑問に思う方も多いですが、これは法律上の区分が原因です。

日本では、一度ナンバープレートが付いて登録された時点で、その車は「中古車」扱いになります。

たとえ1メートルも走っていなくても、
たとえ全く使用歴がなくても、
「登録歴がある=中古車」という扱いになります。

これが、「未使用なのに中古車」というややこしい現象が生まれる理由です。

どんな状態の車が該当するのか?(走行距離・使用歴)

届出済未使用車は、以下のような状態の車両が該当します。

項目 特徴
走行距離 数km〜数十km程度(陸送や敷地内移動分のみ)
使用歴 一般ユーザーによる使用歴はゼロ
内外装 新車同様、傷や劣化はほぼない
登録状況 一度、ディーラーや販売店名義で登録済み
整備状態 新車同様の状態で納車前点検済み

※試乗車や展示車とは異なり、基本的に「公道での使用歴がない車」が対象です。

届出済未使用車が生まれた理由

届出済未使用車が存在する背景には、ディーラーや販売店側の事情があります。

主な理由は次の通りです。

  • 販売台数ノルマ達成のため
    メーカーからの販売目標をクリアするために、一時的にディーラー名義で登録するケースがあります。
  • 販売促進キャンペーン対応
    特定期間内の販売実績を作るため、まとめて登録することがあります。
  • 登録済在庫として仕入れたもの
    販売店が新車枠を確保する目的で、先に登録だけ済ませることも。

このような背景から、市場には一定数の「届出済未使用車」が流通しています。
そのため、ユーザー側としては、新車より安く・しかもすぐ納車できるというメリットを享受できるのです。

新車・中古車・届出済未使用車の違いとは?

新車納車

新車との違い

新車と届出済未使用車の最大の違いは、「登録歴があるかどうか」です。

比較ポイント 新車 届出済未使用車
ナンバー登録 未登録 登録済み
使用歴 完全にゼロ 一般使用歴ゼロ(登録歴のみあり)
車の状態 完全な新品 新車同等だが登録済み
選べる仕様 カラー・オプション自由 在庫車のみ(選べない)
税制 初年度登録 登録済みのため年式が付く

つまり、「まっさらな新車が欲しい」「細かく仕様を選びたい」人は新車、価格重視で状態重視の人は未使用車が向いています。

一般的な中古車との違い

一般的な中古車は、「過去に誰かが使用した車」です。

比較ポイント 届出済未使用車 一般的な中古車
使用歴 ゼロ あり
走行距離 極めて少ない(数km〜数十km) 数千km〜数十万kmまで様々
車両状態 新車同様 状態はピンキリ
メーカー保証 残っている場合が多い 残っていない、または販売店保証のみ
内外装の傷 ほぼ無し 使用感がある場合も多い

つまり、「走行歴がないきれいな車が欲しいが、新車は高い」という人には、届出済未使用車は非常に魅力的な選択肢です。

比較表|新車・届出済未使用車・中古車の違い一覧

項目 新車 届出済未使用車 中古車
ナンバー登録歴
使用歴
走行距離 0km 数km〜数十km 数千〜数万km以上
ボディカラー・仕様選択 自由 在庫次第 中古在庫次第
保証 フル保証 メーカー保証残あり 状態による
価格 高い 新車より安い ピンキリ
納車までの期間 数週間〜数ヶ月 数日〜数週間 即納〜数週間

届出済未使用車のメリット

車購入

新車より安く買える

届出済未使用車の最大の魅力は、価格の安さです。

同じ車種・グレードでも、新車価格より数十万円安く販売されているケースが多く、中には100万円以上安くなる場合もあります。

これは、すでに一度「登録済み=中古車扱い」になっているため、中古車市場での価格設定が必要になるからです。

しかも、車両の状態はほぼ新車同様。
「新車のような車をお得に買いたい」という人には非常にコスパが良い選択肢です。

納車が早い

新車の場合、注文から納車まで数週間〜数ヶ月かかることが一般的です。
特に人気車種やメーカーオプション付きの場合は、納車まで半年待ち…なんてことも

その点、届出済未使用車はすでに登録・在庫がある車両なので、最短数日〜1週間程度で納車できるケースもあります。

「急に車が必要になった」「今すぐ乗り換えたい」という方には、大きなメリットです。

状態が良い・低走行車

届出済未使用車は走行距離が数km〜数十km程度
これは、工場からの搬送や販売店敷地内での移動による最低限の距離しか走っていないからです。

そのため、ボディ・内装ともにキズや汚れはほとんどなく、新車同様のコンディション

「誰かが使っていた車はちょっと…」という方でも、安心して購入できます。

税金面でお得な場合もある

届出済未使用車は、登録済みのため、自動車税が月割りで計算されるのが一般的です。
そのため、購入時にかかる税金負担が新車より安くなるケースがあります

特に軽自動車の場合は、自動車税が安く抑えられることが多いです。

また、新車購入時に必要な「環境性能割」も、既に登録されている分は二重で支払わなくて済む場合があります。

ただし、地域や車種によって制度が異なる場合があるので、見積もり時にしっかり確認することが大切です。

メーカー保証が残っていることが多い

届出済未使用車のほとんどは、メーカー保証がまだ残っています

通常、新車購入時には「一般保証(3年または6万km)」と「特別保証(5年または10万km)」などが付いていますが、
その期間は「初回登録日」からスタートしています。

つまり、届出済未使用車を買った場合も、その残期間分はしっかり受けられるのが基本です。

また、販売店によっては、独自の延長保証やアフターサービスをつけてくれるところもあります。

「中古車だけど保証はしっかり欲しい」という方にとっても安心できるポイントです。

保障

届出済未使用車のデメリット・注意点

車種・カラー・グレードの選択肢が少ない

届出済未使用車は、すでに販売店が在庫として仕入れてある車のため、選べる車種・ボディカラー・グレードが限られているのが一般的です。

「どうしてもこの色じゃないとイヤ」「メーカーオプションを細かく指定したい」という人には不向きです。

特に人気の高いグレードや珍しいボディカラーは出回りにくく、在庫次第の“早い者勝ち”状態になります。

登録時期が古いと年式落ちリスクがある

届出済未使用車は、ナンバー登録された時点で“その年式の車”として扱われます

仮に2023年に登録され、2025年に売れ残っていた場合、購入しても「2023年式の中古車」という扱いになります

これにより、査定や下取り時に年式が古く見られて、リセールバリューが下がるリスクがあります。

「将来的に買い替えることも考えている」という方は、登録時期ができるだけ新しい在庫を選ぶのがポイントです。

オプション装備が限定される

届出済未使用車は、既にディーラーが「この仕様で仕入れる」と決めた状態で販売されています

そのため、

  • ボディカラー
  • ナビ・ETC・バックカメラなどのメーカーオプション
  • グレードごとの装備内容

などは変更ができません

納車前にディーラーオプション(フロアマット、ドライブレコーダー等)を追加できることはありますが、
「サンルーフが欲しい」「純正ナビ仕様にしたい」などは対応できないことが多いです。

中古車として扱われるため金利やローン条件が異なる場合も

中古車購入

届出済未使用車は、あくまで「中古車登録済みの車両」という扱いになるため、自動車ローン金利や金融機関の融資条件が新車と異なる場合があります。

具体的には、

  • 中古車ローンの方が金利が高めになるケース
  • 新車用低金利キャンペーンが対象外になることも

また、信販会社によっては「年式が古い車へのローンは最長○年まで」など制限がある場合もあります。

「金利をできるだけ抑えたい」「長期ローンを組みたい」という方は、事前にローン条件を販売店や金融機関に確認しておくことが大切です。

購入時の注意点とよくある誤解

「新車同然」=新品同様とは限らない

届出済未使用車は「走行歴ゼロ・新車同様」とよく言われますが、あくまで「登録済み中古車」であることは忘れてはいけません

販売店の展示スペースで長期間保管されていた場合、以下のようなケースもあります。

  • 日焼けによるボディや内装の劣化
  • バッテリーの劣化やタイヤのひび割れ
  • ガラス部分の水垢やボディの小キズ

見た目が綺麗でも、実車をしっかりチェックして納得してから購入することが重要です。

「未使用=完全新品」という誤解は避けましょう。

メーカー保証が短くなることがある

先ほどメリットでも触れたように、メーカー保証の有効期間は「初回登録日」からスタートしています。

例えば、すでに登録から1年が経過している未使用車を買った場合、
本来3年あるはずの一般保証が「残り2年しかない」というケースもあります。

そのため、契約前に「保証の残期間がどれくらいあるのか」を必ず確認することが大切です。

さらに、延長保証などを付けられる販売店もあるので、必要なら追加で加入を検討するのも安心策です。

実際の在庫状況が少ないこともある

車在庫

届出済未使用車は、新車のように「好きな仕様を自由に注文できる車」ではありません

すでに市場にある「在庫車限り」で販売されています。

特に人気車種やカラーは、在庫が出た瞬間に売れてしまうことも多く、タイミング次第では希望の車が見つからないことも

また、ネット掲載中でも「すでに売約済み」というケースもあるため、
気になる車があればすぐに問い合わせて在庫確認することが大切です。

値引き交渉がしにくい場合がある

届出済未使用車は、すでに新車より安い価格設定で販売されていることがほとんどです。

そのため、新車のような「さらに10万円値引き!」といった大幅な値引き交渉は難しい場合が多いです。

販売店によっては、

  • 「これ以上は無理です」と明言される
  • その代わりにオプション品(フロアマットやドライブレコーダー)サービスで対応する

などの対応になるケースが一般的です。

「さらに大きな値引きがあるはず」と思い込むと、期待外れ感を持ってしまうこともあるので注意が必要です。

どんな人に届出済未使用車がおすすめか

おすすめ

予算重視の人へのおすすめポイント

「できるだけ安く、でもキレイな車が欲しい」
そんなコストパフォーマンス重視の方には、届出済未使用車は非常に魅力的です。

新車に比べて数十万円以上安くなることも多く、車両本体価格だけでなく諸費用も抑えられるケースがあります。

「本当は新車が欲しかったけど、予算的に厳しい…」という方が最終的に未使用車に決めるケースは非常に多いです。

新車同様の品質を求める人に

「誰も使っていない車じゃないとイヤ」「内装も外装もキレイじゃないと不安」
そんな“品質重視”の人にも、届出済未使用車はぴったりです。

走行距離はほぼゼロで、内外装は新車同様にピカピカ
エンジンや駆動系もまったく使用歴がないため、新車とほぼ変わらない安心感があります。

「中古車は抵抗があるけど、新車は予算的に厳しい…」という方に特におすすめです。

特定車種・グレードにこだわらない人

届出済未使用車は、在庫限り・現車限りなので、
「どうしてもこの色」「このグレードでないとダメ」という強いこだわりがある人には向きません。

逆に、
「軽自動車であれば何でもOK」「コンパクトカーならグレードは気にしない」など、車種や仕様にある程度柔軟な方にはチャンスが多いです。

「予算内で状態のいい車を探している」「細かい装備よりも“早く安く買えること”が大事」
こんな考えの方には特におすすめです。

低走行距離を求める人に

中古車市場には、走行距離1万km以下の車もありますが、
「本当に無事故なのか?」「どんな使われ方をしていたのか?」など、不安要素があるのも事実です。

その点、届出済未使用車は“使用歴なし”で“走行数十km以下”がほぼ確実。

「絶対に低走行がいい」「エンジンに負荷がかかっていない車が欲しい」という人には、届出済未使用車が安心材料になるでしょう。

登録済みでの即納を希望する人向け

「すぐにでも車が必要」「できるだけ早く納車してもらいたい」
そんな方にも、届出済未使用車はベストな選択肢です。

新車の場合は注文から数ヶ月待ちが当たり前ですが、未使用車なら最短数日で納車可能な場合もあります。

引っ越し、転勤、通勤環境の変化など、「急いでいる」シーンには特に有効です。

届出済未使用車の価格例・相場感

NBOX

軽自動車・コンパクトカーの相場例

届出済未使用車の中でも流通量が多いのが、軽自動車とコンパクトカーです。
以下に、2025年現在の一般的な相場感をまとめます。

車種区分 新車価格目安 届出済未使用車価格帯 値引き差額イメージ
軽自動車(例:N-BOX、スペーシア、タントなど) 約150万〜220万円 約120万〜180万円 新車より10万〜40万円安い
コンパクトカー(例:ヤリス、フィット、ルーミーなど) 約180万〜250万円 約150万〜220万円 新車より15万〜50万円安い

特にN-BOXやスペーシアなどの人気軽自動車は、流通が多いため狙い目です。
ただし、グレードや装備内容によって価格差は大きく変わります

人気車種は値引き率が低いことも

軽ハイトワゴンやSUV系の人気車種は、届出済未使用車でもそこまで大きな値引きがつかない場合があります

理由は以下の通りです。

  • 市場での需要が高く、すぐ売れるから
  • 元々の流通在庫が少ない
  • 次回の新車納期が長いため、価格を下げなくても売れる状況

たとえば、ホンダN-BOXカスタムやダイハツタントカスタムなどは、新車との差額が10万円前後にとどまるケースもあります。

価格重視の方は、車種選びで妥協できるかが大きなポイントです。

購入時にかかる諸費用や初期費用の目安

届出済未使用車は「本体価格が安い」というメリットはありますが、購入時には以下の諸費用が別途必要です。

主な初期費用項目

  • 自動車税(取得月からの月割り)
  • 自動車重量税(登録済なので不要な場合も)
  • 自賠責保険(残期間分)
  • リサイクル料金
  • 登録手数料・納車費用
  • 車庫証明費用(地域による)

車種や販売店によりますが、軽自動車で総額15万円前後、コンパクトカーなら20万〜25万円程度が目安です。

また、オプション追加や延長保証をつけるとさらにプラスになる場合もあります。

最終的な総額は「車両本体価格+諸費用」で比較検討するのが大切です。

納車までの流れと保証・メンテナンスの注意点

車両選びと在庫確認

車選び

届出済未使用車は、「すでに登録され、市場に出回っている在庫車両」なので、新車のように自由にオーダーはできません

まずは希望の車種・カラー・グレードを絞りつつ、販売店に現在の在庫状況を問い合わせることが第一歩です。

確認したいポイント

  • 希望グレード・カラーの在庫有無
  • 装備オプションの内容(ナビ・ドラレコ・ETCなど)
  • 登録年月日・走行距離・保証期間の残り

人気車種は問い合わせ中に売れてしまうことも多いので、気に入った在庫があれば早めに動くのがポイントです。

商談・見積もり・契約の流れ

車の見積もり

気に入った車が見つかったら、次は商談と見積もり作成

この段階で以下をしっかり確認しましょう。

  • 車両本体価格
  • 諸費用(税金・登録手数料など)
  • オプション追加の有無
  • 下取り車の査定金額(※乗り換えの場合)
  • 支払い総額

その後、見積もりに納得すれば正式に契約となります。
不安があれば、「支払総額」で他店と比較するのも大切です。

支払い方法(現金・ローンなど)

車の所有権解除

支払い方法は、新車と同じく現金一括、ローン、残価設定ローンなどが選べます。

ただし注意点として、届出済未使用車は「中古車扱い」なので、ローン金利が新車より若干高く設定される場合もあります。

もし金利が気になる場合は、事前に複数社のローン金利を比較したり、銀行マイカーローンを検討するのも手です。

納車までの期間の目安

新車と違い、届出済未使用車は「すでに登録済・在庫あり」なので、最短で即納可能です。

早ければ、契約から1週間〜10日程度で納車可能なケースもあります。

ただし、以下の作業があるため多少の時間はかかります。

  • 名義変更手続き
  • 車庫証明取得(地域によって数日〜1週間程度)
  • 納車前点検・整備
  • 希望ナンバー取得(希望する場合)

「急ぎで必要」「引っ越し前に間に合わせたい」などの事情がある場合は、事前に納期の目安を販売店にしっかり確認しましょう

アフターフォローの重要性

納車後も安心して乗り続けるためには、購入店のアフターフォロー体制も要チェックポイントです。

特に以下を確認しておくのがベストです。

  • メーカー保証の残期間と内容
  • 販売店独自の保証プラン(延長保証など)の有無
  • オイル交換・点検・車検のアフターサービス
  • 故障時の対応・レッカーサービス提携の有無

また、「万が一の初期不具合があった場合、どこで対応してもらえるか」も事前に聞いておくと安心です。

保証やメンテナンス面での注意点

メンテナンス

メーカー保証の有効期限について

届出済未使用車でも、多くの場合新車時のメーカー保証がそのまま残っています
ただし注意が必要なのは、「保証開始日は最初の登録日」という点。

たとえば、登録からすでに半年以上経過している車両の場合、保証残期間が短くなっていることもあるので、必ず契約前に販売店で確認しましょう。

保証内容自体は新車と同じく、

  • 一般保証(3年または6万km)
  • 特別保証(5年または10万km)
    がベースになることが多いです。

延長保証や販売店保証はつけられる?

多くの販売店では、有償オプションで延長保証プランが用意されています

【延長保証の例】

  • メーカー保証終了後もさらに1〜2年間延長できるプラン
  • 全国の正規ディーラーで修理対応可能なプラン
  • ロードサービス付きの保証パック

また、販売店独自の「無料保証(3ヶ月間のみ)」などがついているケースもあるので、保証内容の違いをよく比較してから契約するのが安心です。

納車前点検・整備の内容を確認しよう

整備

届出済未使用車も、中古車扱いである以上、販売店による納車前点検・整備が必須です。

ただし、その内容は販売店によって異なるため、事前に以下を確認しましょう。

  • オイルやバッテリーの状態チェックはされるか?
  • 法定点検記録簿は発行されるか?
  • 消耗品の交換有無(ワイパーゴム・エアコンフィルターなど)

特に長期間展示されていた車両はバッテリーやタイヤが劣化していることもあるので、「納車前整備内容」を見積書で明記してもらうことがおすすめです。

まとめ|届出済未使用車は賢く選べばお得な選択肢

メリット・デメリットをしっかり理解しよう

届出済未使用車は、「新車同然の品質で、価格は中古車並み」というお得な選択肢です。
ただし、選べる車種やカラーが限られること、保証残期間が短い場合があることなど、デメリットも理解して選ぶことが大切です。

新車・中古車・届出済未使用車…自分に合う選び方を

「とにかく早く欲しい」「新車は高いけど中古車は不安」
そんな方には、届出済未使用車が最適です。

逆に、カラー・グレード・オプションにこだわる人は新車の方が満足度が高いことも。

予算・納期・車のこだわり条件に合わせて、最適な選び方を検討しましょう

乗り換えを考えている方は、今の車の処分方法もチェック!

車を高く売る

もし今回、今乗っている車から届出済未使用車に乗り換える場合は、
「今の車をどこに売るか」も重要ポイントです。

年式が古い車や、故障気味の車でも値段がつくことがある
ディーラー下取りよりも、廃車専門の買取店の方が高く売れるケースも多い
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