1. お車ユーザーの豆知識

走行距離20万キロ超えの車でも高く売る!買取で損しないための全ポイント

走行距離20万

走行距離20万キロ超え車を高く売るための方法

以前は10万キロが車の寿命の目安でしたが、今は20万キロ超えの車でも十分価値があります。この記事では、そんな過走行車を高く売るコツを紹介します!

えっ、20万キロでも売れるの?買取りしてもらえる理由

20万キロを超えた車というと、「もう誰も欲しがらない」「価値なんてない」と考えがちですが、実は過走行車にも確かなニーズが存在します。ポイントは、“誰にとって価値があるか”を知ること。

特に以下のような場面では、走行距離が多くても買い取ってもらえる可能性が高くなります。

実は20万キロ超でも需要アリな理由

車の整備

1. 整備履歴がきちんと残っている

整備やメンテナンスが定期的にされていた車は、20万キロを超えていても「まだ乗れる」と判断されやすくなります。特にディーラーや整備工場での記録簿が揃っている場合は、査定時に有利になります。メンテナンスされていれば、エンジンや駆動系が健全な状態で保たれている可能性が高く、再販や輸出にも適しています。

2. 耐久性に定評がある車種

トヨタの「ハイエース」や「ランドクルーザー」、日産の「キャラバン」、スズキの「エブリイ」など、一部の商用車・SUV・軽バンなどは、もともと耐久性が高いため「20万キロくらいならむしろ普通」という市場評価があります。

特にハイエースなどは、30万キロ、40万キロまで乗り続ける例も少なくありません。こうした車種であれば、20万キロ超でも海外輸出業者や商用目的でのニーズがあります。

3. 中古車価格の高騰と物価上昇

2020年代以降の半導体不足や新車納期の遅れ、物価高の影響で、中古車市場が活発化しています。買い手にとっては「安く買えるなら距離が多くても構わない」という選択肢も広がり、走行距離が多い車へのニーズも底堅いのです。

輸出や部品取りなど“走行距離以外”の価値に注目

部品やパーツ

「走行距離が多いからダメ」と思い込んでいる方にこそ知ってほしいのが、“走行性能”以外のポイントにも価値があるという事実です。

1. 輸出向け車両としての需要

日本の中古車は世界中で人気があります。なかでも、トヨタ・日産・スズキ・三菱といった信頼性の高い日本メーカーの車は、アフリカ・中東・アジア諸国で高い評価を受けています。

これらの地域では、「多少距離が多くても、日本車ならまだまだ使える」という信頼があります。右ハンドル・左ハンドル問わず、現地仕様に改造されることもあり、車種によっては日本国内よりも高く売れることもあります。

2. 部品取り用車両としての価値

たとえ車として走れなくても、エンジン・ミッション・バンパー・ライト・内装部品などが再利用可能な場合は、パーツ目的で需要があります。特に希少車や年式が古い車は部品の調達が難しく、“部品取り用”として買取されるケースも多いです。

車が自走不可であっても、レッカーで引き取ってもらえる専門業者なら問題ありません。

3. スクラップ資源としての価値

車両の一部が劣化していても、金属・銅線・アルミなどの資源としてリサイクル可能な部分があります。鉄・非鉄金属の価格は国際相場に左右されますが、タイミング次第でスクラップ買取価格が上昇することも。

たとえば鉄の相場が高い時期であれば、「スクラップとして」でも1万円以上で売れるケースもあります。

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20万キロ以上走った車の買取価格の相場

トヨタ車

「20万キロも走った車なんて、値段なんかつかないのでは?」
そんな不安を抱く方は少なくありません。しかし実際には、車種や状態、売却先によってはしっかりと値段がつくケースも多々あります

メーカー別・車種別の価格傾向

20万キロを超えた車でも、メーカーや車種によって買取価格に大きな差があります。以下に代表的な傾向を紹介します。

トヨタ車(ハイエース・ランドクルーザー)
トヨタのハイエースやランドクルーザーは商用車やSUVとして高い人気を誇ります。
特にハイエースは日本国内だけでなく、海外の輸出市場での需要が非常に強いのが特徴です。
30万キロを超えていても、輸出業者が動作可能な車として高値で買い取るため、10万円以上の査定がつくこともあります。
ランドクルーザーは頑丈な作りと悪路に強い走破性から根強い人気があり、国内外で安定した価値を保っています。

日産・ホンダ・マツダの一部車種
キャラバンやセレナなどのミニバン、フィットなどのコンパクトカーは中古車市場で流通量が多く、需要も比較的安定しています。
状態が良ければ過走行車でも一定の査定額がつくことがありますが、価格はトヨタの商用車ほど高くはなりにくい傾向です。
これらの車種は燃費や使い勝手が評価され、個人ユーザーやファミリー層に人気があるため市場で根強い支持があります。

軽自動車(スズキ・ダイハツ)
軽バン(エブリイやハイゼットカーゴなど)は商用利用や地方の輸出市場で需要があります。
しかし軽乗用車(ワゴンRやムーヴなど)は過走行になると査定額が大幅に下がりやすく、1〜3万円程度まで落ちることも多いです。
ただし、車検が残っていて自走可能な状態であれば、多少のプラス査定につながることもあります。

輸入車(メルセデスベンツ、BMWなど)
高級輸入車はメンテナンスコストが高いため、過走行車は国内での需要が減少しやすいのが実情です。
特に電装系や特殊部品の交換費用がかさむモデルは買取価格が厳しくなる傾向があります。
ただし、一部の人気モデル(例:メルセデスのGクラス)は海外での部品需要が高く、例外的に過走行でも買取が成立することがあります。

価格がつく場合/つかない場合の違い

20万キロ超の車が売れるかどうかは、単に走行距離だけでなく、「他の条件」との掛け合わせで決まります。

価格がつく場合の特徴 価格がつかない場合の特徴
定期的に整備されており、エンジンや足回りが良好 エンジンの不調やミッションの故障がある
車検が残っている(特に1年以上) 車検が切れており、レッカー費用が発生する
内装・外装の損傷が少なく、清潔感がある 外装の損傷が激しい(事故歴ありなど)
人気の高い車種、商用車、輸出向け車両 極端に不人気な車種、需要の少ないモデル
自走可能で引き取り費用がかからない 改造・カスタムされすぎていて再販が難しい
整備記録簿が揃っている、タイミングベルト・オイル類が定期交換されている

価格のつく場合場、整備記録簿が揃っていて、タイミングベルトやオイル類が定期交換されている車両は、「距離は多くてもまだ乗れる」と判断され、5万~15万円以上の査定がつくこともあります。

価格が付かない場合は、「0円買取」または「引き取り費用がかかる」と言われることも。ただし、部品取りやスクラップ向けに買い取ってくれる業者も存在します。

下取りでは0円でも、専門店では値段がつくケースも

どんな車も高価買取

新しい車を購入する際、下取りを選ぶ方も多いですが、ディーラーでは過走行車にほとんど値がつかないことが一般的です。

■ ディーラー下取りが不利な理由

  • 再販ルートが限られており、過走行車は基本的に「価値なし」と判断されやすい
  • 査定額は新車値引きとの兼ね合いで調整されている場合が多く、「実質0円査定」になりやすい

■ 専門買取業者のメリット

  • 独自の再販・輸出ルートを持っており、距離より「車種・状態」を重視してくれる
  • スクラップ・部品取りなどのルートも豊富で、「どんな車にも使い道がある」という前提で見てもらえる
  • 出張査定・引き取り無料など、コスト面での負担が少ない

たとえば、「ディーラーでは0円だった車が、買取専門業者で3万円ついた」という例は珍しくありません。特に過走行車に強い専門業者を選べば、査定額に大きな差が生まれる可能性があります。

過走行車でも高く売れる車種とその特徴

ハイエース

過走行=売れない、というのはもう古い考え方。走行距離が20万キロを超えていても、状態や特徴によっては高く売れるケースがあります。

走行距離より“使える車”が重視される理由

日本の中古車市場では走行距離が長い車は敬遠されやすい傾向がありますが、海外では評価基準が異なります。
海外バイヤーは「車がまだ使える状態か」「修理が容易か」「部品が入手しやすいか」を重視しており、単に走行距離が多いかどうかは二の次です。

トヨタ車の耐久性と構造のシンプルさ
トヨタ車は設計がシンプルで頑丈なため、故障しにくく修理も容易です。
特にハイエースやランドクルーザーは部品の供給が安定しており、海外の修理工場でも扱いやすいことが高く評価されています。
このため30万キロを超える過走行車でも「まだまだ使える車」として価値があります。

ディーゼル車の耐久性
ディーゼルエンジンはガソリン車よりも耐久性が高く、長距離の連続運転に強い特徴があります。
そのため、過走行でもエンジン自体の寿命が長く、長期間の使用に耐えられることが海外での人気の理由です。

マニュアル車のメリット
マニュアル車はオートマチック車に比べて故障リスクが低く、燃費性能も良い点が評価されています。
海外の多くの地域ではマニュアル車の方が修理費用が安く済み、維持しやすいことも買取評価に繋がっています。

メンテナンス履歴・外装内装が綺麗・事故歴なし

同じ20万キロ走った車でも、「整備の記録があるか」「見た目がきれいか」で査定額は大きく変わります。

  • 定期的なオイル交換や点検記録がある車
    整備履歴がきちんと残っている車は、次のオーナーも安心して使えるため、高く評価されます。
  • 内装・外装の傷が少ない車
    使用感はあっても、大切に扱われてきた車は買い手の印象も良くなり、買取価格も上がりやすいです。
  • 事故歴がない車(修復歴なし)
    構造に重大な影響がない車両は、輸出・国内販売のどちらでも再販しやすいため、過走行でも買取価格がつきます。

特に法人車両や営業車は整備が定期的に行われていることが多く、外装が綺麗な場合は想像以上の査定額になることも。

1オーナー車・社用車落ちも意外と人気

社用車

過走行でも「これまでどう乗られてきたか」という点は重要な判断材料です。その中でも、次のような車はプラス評価されることがあります。

  • 1オーナー車
    複数のオーナーが乗り継いだ車よりも、整備管理が一貫していると見なされ、安心材料となります。車検証や整備記録簿からも確認されるポイントです。
  • 社用車・営業車などのフリート車両
    意外とメンテナンスがしっかりされており、使用状況が記録されていることが多いため、業者によっては高く評価されることも。
  • レンタカー落ち・リースアップ車
    走行距離は多めでも、定期的に点検されている車両が多く、状態が良いものは輸出用としての価値があります。

これらの車両は、見た目よりも管理履歴や使い方の「信頼性」が評価されるため、過走行でも売却チャンスがあります。

どうやって売る?過走行車の正しい売却手順

過走行車を売る際は、「どこに」「どのように」売るかで買取価格に大きな差が出ます。高く・スムーズに売却するために知っておきたい手順を解説します。

まずは査定を受けて相場を知る

最初にやるべきは、愛車の「いまの価値」を知ることです。

  • 査定を受けることで、自分の車がどのくらいの金額で売れるのか相場感をつかめます。
  • ネットの一括査定サイトやLINE査定、写真を送るだけの簡易査定サービスも増えています。
  • 査定は1社だけでなく複数の業者に出すのがおすすめ。比較することで、最も条件のよいところを選ぶことができます。

また、過走行車は「距離が多い=価値なし」と思われがちですが、専門の買取業者では思わぬ高額査定がつくことも。相場を知ることで売却判断もしやすくなります。

車を高く売る

廃車買取専門店 vs ディーラー下取りの違い

20万キロ以上走った車を売る場合、どこに売るかで結果は大きく変わります。

ディーラー下取りの特徴

  • 新車購入時の下取りとして使うケースが多い。
  • 車の状態にかかわらず、査定価格が低いかゼロになることも
  • 過走行車はリスクと見なされ、ほとんど値段がつかないのが実情。

廃車買取専門店の特徴

  • 過走行や故障車、車検切れなども対象にしている。
  • パーツ取り・輸出用・スクラップ金属としての価値を評価してくれる。
  • ディーラーで0円だった車でも、数万円以上の買取価格がつくことも珍しくありません
  • 手続き代行・引き取り無料のサービスも多く、負担が少ない。

つまり、「下取りではゼロ円でも、廃車専門店なら値段がつく」というのが、過走行車売却のリアルです。

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必要な書類(車検証・印鑑など)とスムーズな手続きの流れ

過走行車を売却する際には、基本的な書類を揃えておくことで手続きがスムーズに進みます。

必要書類(普通自動車の場合)

書類名 補足
車検証(自動車検査証) 所有者・登録内容の確認に必要
印鑑登録証明書 発行から3ヶ月以内が有効
実印 売買契約書に押印
自賠責保険証明書 残っていれば返戻金の対象に
リサイクル券(預託済み証明書) リサイクル料金が戻る場合も

※軽自動車の場合は実印・印鑑証明は不要で、認印と住民票だけでOKです。

手続きの流れ(一般的な例)

  1. 査定依頼・見積もり取得
    まずは複数の業者に査定を依頼します。
  2. 業者選定・売却決定
    価格やサービス内容を比較し、売却先を決めましょう。
  3. 書類準備・引き取り日程調整
    必要書類を揃え、引き取り日時を決定。
  4. 車両引き渡し・名義変更手続き
    業者によっては、名義変更や廃車手続きをすべて代行してくれます。
  5. 入金確認
    買取金額は、引き取り後に銀行振込されることが一般的です。

手続きお任せ

高く売るための5つのポイント

走行距離が20万キロを超えていても、「売り方」次第で査定額は数万円〜10万円以上変わることもあります。

車検前か後かで印象が変わる?

車検の有無は、売却価格に直接関係することもあります。以下のポイントを押さえて判断しましょう。

【車検が残っている場合】

  • 車両が「すぐに乗れる状態」だと見なされ、査定時の印象が良くなります。
  • 輸出向けや業者用オークションで、自走可能=価値があるという評価に繋がることも。
  • 自動車税や自賠責保険が還付対象になり、実質的に返金されることもある。

【車検が切れている場合】

  • 業者が移動に手間をかけるため、減額要因になることも。
  • ただし、車検を通すのに数万円かかる場合、無理に更新せず売った方が得なケースもあります。

過走行車なら、車検を通しても大幅なプラスにはなりにくいため、「車検前の査定→すぐ売却」がおすすめです。

車検証

傷や汚れは洗車・掃除しておく

「この車、まだ大切に扱われていたんだな」と思わせるだけで、査定士の印象は変わります。

  • 外装の小キズは仕方ないとしても、洗車して泥汚れを落とすだけで印象アップ。
  • 室内のホコリ、ゴミ、においなども軽く掃除機や消臭スプレーで対応可能。
  • フロアマットを外して掃除するだけでも、査定士に「管理状態が良い」と伝わります。

ただし、補修ペンなどで無理に修理するのはNG。かえって減額される場合もあるため、プロに任せた方が安全です。

複数の業者で相見積もりを取る

1社だけに査定を依頼してしまうと、適正価格かどうかが分からないまま売却してしまうリスクがあります。

比較対象を持つと以下のメリットがあります。

  • 高く買い取ってくれる業者が見つかる可能性が高まる
  • 業者同士の競争によって、価格が上がるケースも
  • 条件(引き取り費用・手数料など)も含めて比較できる

📱最近では、LINE査定や写真アップロード型査定サービスも充実しており、気軽に相見積もりが可能です。

季節とタイミングも価格に影響

中古車の需要は季節ごとに変動します。過走行車であっても、需要が高まるタイミングで売れば、思わぬ高値がつく可能性も

高く売れやすい時期の例

  • 1~3月(春前):進学・就職で車の購入ニーズが高まる
  • 8~9月(お盆明け):輸出需要が増える時期(特に商用車)
  • ボーナス月(6月・12月):車を買い替える人が多くなる

逆に、年末年始やGWなどは業者の動きが鈍くなるため、査定価格が下がる傾向があります。

タイミングをずらすだけで数万円の違いが出ることも。売却を検討しているなら、事前に問い合わせておくのがコツです。

20万キロは“終わり”じゃない

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過走行でも、価値を見極めて手放せば損しない

走行距離が20万キロを超えると、「もう価値がないのでは…?」と不安になる方も多いかもしれません。しかし、過走行だからといって必ずしも価値がゼロになるわけではありません。車の状態や車種によっては、まだまだ需要があり、適切な売却方法を選べば思わぬ価格がつくこともあります。

大切なのは「ただ手放す」のではなく、しっかりと価値を見極めて査定を受けること。これまでのメンテナンス履歴や車の状態を伝えることで、買取業者も正当な評価をしやすくなります。諦める前に、一度プロに相談してみる価値は十分にあります。

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