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自動車のスペアキーが必要な理由とは?なくしたときの対処法と作る方法

自動車のスペアキーが必要な理由とは?なくしたときの対処法と作る方法

自動車を持っていれば、一度は「今ここに、スペアキーさえあれば」と思ったことがあるでしょう。それでも普段からしっかり管理している人はどれくらいいるでしょうか。

ここでは、自動車のスペアキーをなくしたときの対処法と上手な管理方法について解説します。

自動車にスペアキーは必要?

今スペアキーが手元になければ、これから作ってしっかり保管することで万が一に備えることができるため必要でしょう。

毎日のように自動車に乗っているような人ほど、スペアキーを意識しないかもしれません。きっといつもの場所に、お気に入りのキーホルダーと一緒においてあるからです。

しかしもしそれが「なかった」らどうでしょうか?ひとしきり探しても見当たらず、出かける時間が迫ってあせり始めます。そこでようやく「スペアキーはどこにしまったっけ?」と考え始め、祈るようにスペアキーのありかを思い出そうとするでしょう。

スペアキーはいざというときの備えのはずなのに、普段はほとんど意識しない、クルマ社会におけるセーフティーネットです。スペアキーとなる自動車のカギについて知っておくことも、万が一に備える大切な要素となるでしょう。

自動車のスペアキーは4種類

現在、自動車に用いられているカギは主に4種類です。昔ながらの金属製のカギだけでなく、技術の進歩に合わせて便利な機能を備えたものも登場しています。それぞれに特徴があるため、スペアーキーづくりもその使い方や注意すべき点を踏まえることが必要です。

ごくシンプルなメカニカルキー

ドアのカギに差し込んでドアを解錠するための、金属製のカギをメカニカルキーといいます。メカニカルキーは、使いやすさのため持ち手部分をプラスチックや樹脂などで覆っているものもありますが、基本的には主に金属だけで作られているシンプルな構造です。

スペアキーは、基本構造の同じ金属製の「ブランクキー」を、マスターキーの形に合うように削り出して作ります。ただ人間の手で、しかも元のカギの摩耗具合まで同じように削り出すため、本来のカギとはずれのあるスペアキーができてしまうことには注意が必要です。

防犯装置付きのイモビライザーキー

車種や年式によっては防犯装置として「イモビライザー(Immobilizer)」を搭載した自動車もあります。

イモビライザーは、メカニカルキーだけでなくカギに備えられたIDを、車体内部のイモビライザーコンピュータ(キーレススタートシステム)で照合し、適合したときだけエンジンを始動します。

イモビライザーで照合するIDは暗号化されており、総当たり数は数百万通りにのぼるため複製はほとんど不可能です。スペアキーを作るには専用の装置が必要となるため、作れるのはごく限られています。

遠隔でカギを開け閉めできるリモコンキー

メカニカルキーの持ち手部分に、各種のボタンがついているリモコンキーは、ドアのカギを離れた場所から施錠・解錠できるカギです。エンジンの始動はカギのメカニカルキーである部分を使います。

リモコンキーの多くはイモビライザー機能が搭載されているため、スペアキーはイモビライザーキーと同様、作れる場所は限定的です。

またリモコンの動作には、内蔵されているバッテリー(ボタン電池)を使うため、 何度も使うと動作しづらくなってきます。その場合は、バッテリーを交換するとよいでしょう。

ボタンでエンジンを始動するスマートキー

スマートキーは、外見上メカニカルキーとなる部分が見えないカギです。一般に「施錠」「解錠」の2つのボタンが並んでいて、リモコンのような見た目をしています。

リモコンキーと同様動作のためのバッテリーを内蔵しており、バッテリーが切れるとリモコンによるドアの開け閉めだけでなくエンジン始動もできなくなることには注意が必要です。ただそんな場合に備えてメカニカルキーも内蔵しているため、ドアの開け閉めはできます。

またスマートキーを使用する自動車のほとんどはイモビライザーを搭載しているため、スペアキーは限られた場所でしか作れません。

スペアキーをなくしたときどうすればいい?

誰も自動車のカギをなくそうとおもってなくすわけではありません。しかも時間の余裕がないと、ただあせって不安に襲われパニックに陥り、普段考えられないようなことをしてしまいがちです。スペアキーをなくしたそんなときこそまずは冷静になり、落ち着いて以下で説明することを1つずつ実行してみましょう。

業者に依頼してとにかくカギを開ける.

どのような状況にせよ、まずは自動車のカギを開ける、または開ける手はずを整える必要があります。まずは、信頼できる業者に連絡しましょう。

JAFなら、場所や天候によって多少時間がかかる場合もあるものの、全国どこにでも駆けつけてくれるので安心です。会員なら無料、非会員なら15,000円で解錠してもらえます。ただし、注意したいのは対応はあくまで「解錠」に限られることです。

車内にカギを詰め込んだだけなら十分な対応ですが、なくしてしまったのなら鍵屋に来てもらってその場でスペアキーを作ってもらうか、スペアキーを作ってくれる場所までレッカー移動してもらうといった別の対応も依頼しなくてはなりません。

ただ、状況によっては、自動車を近くの場所にしばらく保管してもらえるかもしれません。いずれにせよまずは解錠し、車内の貴重品を回収することが大切です。

盗難の可能性があれば警察に届ける

カギを落とした場所に心当たりがあれば、その場所まで戻ったり、店舗や施設であれば電話などで連絡し問い合わせたりと、素早く対応しましょう。

しかし同時に、すでに誰かに拾われてしまった可能性にも目を向け、警察に届けることも重要です。万が一悪用され、自動車そのものが盗難に遭うようなことは避けなくてはなりません。もしかすると拾った人が届けてくれている可能性もあります。いずれにせよできるだけ早く警察に届け出ましょう。

スペアキーを作る

カギが見つからずスペアキーがないのであれば、新しくスペアキーを作らなくてはなりません。ただし、スペアキーの種類によってはすぐに作れなかったり作れる場所が限られたりといった問題があります。万が一に備えてどこで作れるか、どれくらいの時間がかかるのかくらいは確認しておくとよいでしょう。

また、かかる費用も異なります。相場はシンプルなメカニカルキーでも5,980円以上、イモビライザーキーなどの機能を搭載している場合は10,000円を超えることが多く、車種やグレードによっては50,000円以上と高額です。

スペアキーはいざというときなくてはならないものですが、新しく作るには手間も時間も費用もかかります。スペアキーを作ったら、貴重なものとして適切に保管しておきましょう。

自動車のスペアキーを作れる場所

アパートの玄関に使うようなシンプルな金属製のカギであれば、作ってくれる場所はたくさん思い浮かぶかもしれません。しかし最近の自動車のカギにはさまざまな機能のついたスペアキーは、種類ごとに作れる場所が限られています。

ここでは、代表的なスペアキーの作成場所を4つ挙げ、それぞれで作れるスペアキーの種類を見ていきましょう。

メカニカルキーならホームセンターで作れる

家具や工具、園芸用品など生活にまつわるさまざまな品を取り扱うホームセンターの多くで、その場でスペアキーを作ってもらうことができます。

しかし一般にイモビライザー登録のための機材がないため、それ以外の種類のスペアキーは作ることができません。またメカニカルキーでさえも種類によっては断られる場合もあります。

利用する場合はあらかじめ電話などでスペアキーの必要な自動車の車種やメーカー名、年式などを伝え、しっかり確認しましょう。

店舗によって種類が限られる鍵屋

カギの専門店、いわゆる鍵屋でもスペアキーを作ることができます。イモビライザー登録用の機材も備えていることが多く、リモコンキーやスマートキーも作れる店舗が主流です。

ただ、中にはイモビライザー登録用機材を備えていない鍵屋もあることには注意が必要です。メカニカルキーであればほとんどの場合スペアキーが作れますが、それ以外の場合は事前の確認をおすすめします。

確実だが時間がかかるディーラー

自動車のメーカーの系列店舗、いわゆるディーラーに頼めば、どんな種類のスペアキーでも作ってもらえます。これは自動車という製品のアフターケアに含まれるサービスです。メカニカルキーから各種の電子認証付きのカギまでメーカー純正、間違いなく正常に動作するスペアキーが手に入ります。

ただ出来上がるまでに時間がかかることが難点です。依頼して手元に届くまで、一般に1~2週間かかるといわれ、今すぐ必要なケースには対応できません。

そのため、緊急に必要ではないが間違いないスペアキーを手に入れたい場合におすすめできる場所といえるでしょう。

一部の自動車整備工場やカー用品店

自動車に関する専門の場所である自動車整備工場の一部では、スペアキーの製作が可能です。ただ場所によってかなり違いがあるのが現状で、在庫があればメカニカルキーやスマートキーがいつでも作れる場合もあれば、イモビライザーキーでさえ作れる場合もあります。

一方カー用品店では、スペアキーを作れる店舗は少ないのが現状です。作れる場合でもメカニカルキーだけという店舗が多いため、利用するのであれば事前の問い合わせ後がおすすめです。

スペアキーにまつわる注意点

スペアキーには異なる種類があり、作れる場所も種類によって変わること以外にも、いくつか注意すべき点があります。作るのにコストと手間暇がかかるものでもあるため、これら3つについてもしっかり把握しておきましょう。

オリジナルから作るのがおすすめ

スペアキーは一般に、オリジナルのカギや鍵穴をもとにして作ります。もちろんオリジナルのコピーであるスペアキーからも作ることはできますが、特にメカニカルキーの場合、コピーのコピーにあたるため、オリジナルとの違いが大きくなりがちです。

たとえカギの開け閉めができるとしても、時折引っかかるなどして鍵穴を傷つけたり壊したりしてしまう可能性があります。やはりおすすめはオリジナルをもとにしたスペアキーです。

スペアキーしかない場合は仕方ありませんが、できる限りオリジナルに近いものを作るようにしましょう。

特殊なスペアキーは時間がかかる

メカニカルキーはシンプルなだけに、持ち込んで1時間かからずに作ることも可能です。しかしイモビライザーなど電子認証を利用するカギは、その登録にも時間と手間がかかります。

電子認証はその自動車にのみ適用される、目に見えないカギ、コンピュータでいうIDやパスワードにあたる重要な情報です。そのコピーを作ろうというのですから、ある程度の時間がかかるのは仕方ないといえるでしょう。

適切な場所に保管する

スペアキーの、保管場所は忘れないようにしましょう。

一般的なのは自宅です。外出先での紛失には対応できませんが、少なくとも「自宅に帰ればある」という安心感があり、どこかで落とす危険もありません。印鑑などの貴重品と一緒に保管しておくと忘れることもないでしょう。

また、財布や自宅のカギと一緒に持ち歩くのもよい方法です。財布や自宅のカギとスペアキーを一緒に身に着けておくのは、よく自動車に乗る人にはぴったりな保管方法です。

中には、外から見えないダッシュボードやサンバイザーに隠す、強力な磁石のついたキーケースに入れて車体の目立たないところに張り付けるケースもあるようです。ただ、クルマの中に隠す場合は、カギ詰め込み防止機能によって施錠できなくなる恐れがあるため、電池を抜くなどの対策を取りましょう。

自動車のスペアキーは上手に管理しよう

自動車のカギは人に見せたり人と比べたりすることのないものなので、スペアキーの数や保管場所の選び方、管理方法も人によってさまざまです。

しかし、万が一に備えるために「誰にとっても必要」であるのは間違いありません。自分の車のカギがどんな種類なのか、どうすればスペアキーが作れるのかは、自分できちんと把握しておくと安心です。

スペアキーは、手間もお金もかかる大切なものだからこそ、大切に取り扱う必要があります。スペアキーを上手に管理して、自動車をより便利に快適に活用しましょう。

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