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「廃車」の意味について

”廃車” 私たちはよく使う言葉ですが、実は一般ユーザー様にはなじみのない言葉らしいですね。”廃車”というと一般的なイメージでは、車両を解体するということになり、”廃車屋さん”というと自動車解体業者のことを指すのだと思います。

では実際皆さんが”廃車”という言葉を使うときはどのような時でしょうか?

1)事故して全損、修理不能となった時に保険会社などから”この車はもう廃車ですね”

2)古くなったお車を乗り換えよう、もしくは修理に出したとき、車をお売りになるときに車屋さんから、”これはもう値段つかないから廃車ですよ””つかわれないのだったら廃車しましょうか”

という時だと思います。答えはどうでしょうか。”廃車”とは自動車を解体処分することであり、または自動車を書類上”一時的もしくは永久的に使えなくする”ことだといえます。書類のことは別の機会にして、今は”自動車を解体処分”に着目したいと思います。

そうするとイメージではお金がかかる、よくても”ただで処分してもらえた!ラッキー”ということになるのかと思います。買ってもらえるというイメージは正直ないと思います。

ただ、自動車リサイクル料金というお金を車検時、新車購入時にユーザー様ご負担で前払いする制度が平成17年にスタートして以降は、実は廃車は”買い取る”ことができるようになってきました。実際には、自動車販売店から自動車解体業者が”買い取って”いたのですが、差額は自動車販売店様の利益、手数料という形でした。

しかし、近年インターネットの普及などにより、自動車解体業者や一部の買取店がユーザー様から”廃車”を直接”買い取る”ようになりました。買取がより一般的になっていましたが、実は今はある理由から一部そうでもなくなってきました。

ぴんと来られるかともいらっしゃると思いますが、実は2015年から”鉄相場”が大きく下落したのです。自動車の大部分は鉄からできています。自動車を分解して鉄、アルミニウム、プラスティックなどに分別して販売することで自動車解体業者、いや自動車リサイクル業者は売上を上げております。従いまして鉄が下がれば売り上げは下がる、お客様から買い取れる価格も下がるということになります。”鉄相場”と”廃車”の買取価格は密接に関係しているのです。

そうすると軽自動車などは鉄の重量も軽い分、引き取りや解体にかかるコストを考えたときほとんど買取ができないという地域もでてきているそうです。

いずれ鉄が上がれば解消されるでしょうが、そればかりは”神のみぞしる”ということになりそうです。

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