「エンジンをかけようとしたのに、うんともすんとも言わない…」そんな経験はありませんか?
車が突然動かなくなる原因の一つが 「バッテリー上がり」 です。
今回は、バッテリー上がりの 原因・対処法・予防策 について詳しく解説します!
1. バッテリー上がりの症状
バッテリーが弱くなっていると、以下のような症状が現れることがあります。
✅ エンジンをかけると「カチカチ…」と音がするだけでかからない
✅ ヘッドライトや室内灯が暗い、またはつかない
✅ パワーウィンドウが動かないor動きが遅い
✅ クラクションの音が弱い
このような症状があれば、バッテリーの寿命が近いかもしれません。
2. バッテリー上がりの主な原因
バッテリーが上がる主な原因は以下の通りです。
ライトの消し忘れ
- ヘッドライトやルームランプのつけっぱなしで電力を消耗するのは 最も多い原因。
- 最近の車は自動消灯機能がある ものの、古い車や手動でON/OFFする車は要注意!
エアコンやオーディオの長時間使用
エンジンを切った状態で電装品を使いすぎると、バッテリーが消耗します。
バッテリーの寿命(経年劣化)
- 一般的に バッテリーの寿命は3~5年。
- 寿命が近いと、急に上がることもある ので注意!
寒冷地での使用
- 気温が低いとバッテリーの性能が低下 し、電圧が不足しがちに。
- 特に朝一番のエンジン始動時に注意!
充電不足(短距離走行の繰り返し)
- アイドリングストップ機能付きの車やハイブリッド車は特に要注意!
- 充電が追いつかず、バッテリーが弱る原因になる。
3. バッテリー上がりの対処法
もしバッテリーが上がってしまったら、以下の方法で対処しましょう。
① ジャンプスタート(ブースターケーブルを使う)
他の車のバッテリーと接続し、一時的に電力を分けてもらう方法です。
用意するもの:ブースターケーブル、救援車(正常なバッテリーの車)
- エンジンを切る(両方の車)
- ブースターケーブルを接続
- 赤いケーブル:バッテリー上がりの車の「+端子」→ 救援車の「+端子」
- 黒いケーブル:救援車の「-端子」→ バッテリー上がりの車の 金属部分(ボディなど)
- 救援車のエンジンをかける → 数分待つ
- バッテリー上がりの車のエンジンをかける
- 接続を外す(逆の順番で)
- 20分以上走行して充電
注意! 接続する順番を間違えると、ショートや火花が発生することがあるので注意しましょう。
② ジャンプスターターを使う
ジャンプスターター(ポータブルバッテリー)があれば、他の車がなくてもエンジンを始動できます。
最近はコンパクトで扱いやすいモデルも増えているので、車に常備しておくと安心です!
③ JAFやロードサービスを呼ぶ
「ブースターケーブルもジャンプスターターもない…」という場合は JAFや保険会社のロードサービス を利用しましょう!
バッテリー上がりなら JAF会員なら無料対応 してくれることが多いので、万が一に備えて加入しておくのもおすすめです。
4. バッテリー上がりを防ぐ方法
日頃のちょっとした工夫で、バッテリー上がりを防ぐことができます!
ライトの消し忘れに注意(降車前にチェック!)
定期的に長めの運転をする(短距離走行ばかりを避ける)
バッテリーの状態を点検する(点検時期は2〜3年ごとがおすすめ)
冬場は特に気をつける(寒冷地ではバッテリー性能が低下しやすい)
バッテリーは突然上がることが多いので、事前のチェックが大切です!
5. バッテリーが原因じゃない場合は?
バッテリーが原因だと思っていたのに、ジャンプスタートでもエンジンがかからない…そんなときは エンストや他の故障 の可能性もあります。
エンストが原因かも?
→ エンストの原因や対処法についてはこちら エンストの原因、症状と修理費用も解説
もしエンジンがかからない原因が分からない場合は、無理に動かさずプロに相談しましょう!
6. 何度もバッテリーが上がるなら、廃車買取を検討!
「バッテリーを交換してもまたすぐ上がる…」
「修理費がかさむなら買い替えたい!」
そんなときは 廃車買取 を検討するのがオススメです!