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再生タイヤあれこれ

<中華経済>華北最大の古タイヤのリサイクル工場誕生へ―山西省

2011年2月16日、山西省汾陽市が進めている古タイヤ総合加工利用産業パークの建設計画が、このほど正式に政府当局の許可を得たことがわかった。同パークが完成すれば、華北地区で最大規模の再生ゴム生産拠点となる。中国の各メディアが伝えた。
同市は十二五(第12次五カ年計画、2011―2015年)期間中に約10億元を投じてパークを建設する計画。完成後には3万人の雇用が確保でき、工業生産額は30億元に達すると期待されている。
同市では30年ほど前から古タイヤのリサイクル産業が盛んで、現在は華北地区最大の古タイヤ集積地として知られる。回収、加工、販売利用に携わる企業は300社ほどで、個人事業者を含めた就業者は5000人を越える。ここでは年間400万本の古タイヤを回収し、再生ゴムやクラムラバー(ゴム粉)のほか、靴底や自転車用チューブなどを生産しており、総生産額は15億元に上っている。(翻訳・編集/JX)
2011-02-17 05:50:13 Rscord China配信

中国で大型のタイヤリサイクル工場が設立されるとのニュースです。年間400万本といえば単純に計算して100万台分。100万台といえば日本で一年に廃車される台数の1/3に匹敵する台数です。
それが華北地区だけで集めているのですからやはり中国はスケールが大きいですね。

日本の廃タイヤはどのように処理されているのでしょうか?
東洋ゴム工業さんのホームページによると
53%が熱資源としての利用 表面を張り替えて再利用するリユースが6% 再生ゴムやゴム粉として再利用するマテリアルリサイクルが17%
燃料用などでの海外輸出は16%だとのことです。燃料用の海外輸出は主に発展途上国だそうで、貴重な熱資源だとのこと。

しかしながら、やはり一番いいのは再利用です。
たとえばスタッドレスタイヤ、これはご存じの通り溝が深いため、ノーマルタイヤのようにスリックタイヤのようにはならないので海外で普通のタイヤとして使われたりしています。
タイヤメーカーさんでは商用車などの大型タイヤについては表面を張り替えて再利用する取り組みもされているようです。
最近のニュースではブリヂストンが2007年にアメリカの再生タイヤ業者を買収、愛知に再生タイヤ工場「リトレッドファクトリー」を操業している。さらに「リトレッドタイヤラーニングセンター」と称して工場の人員の教育や一般市民への啓蒙活動を行っている。
今後はさらに「リトレッドファクトリー」を開設し2013年までに全国20拠点程度を目指すとのことです。
現状ではトラックやバス向けのみで一般向けはまだ予定がないようですが、いつの時代かリトレッドタイヤが一般的になるようになるのではないでしょうか。

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