1. お車ユーザーの豆知識

廃車時のナンバープレート返納ガイド|外し方・手続きの流れから記念に残す方法まで徹底解説

なぜ廃車時にナンバープレートの返納が必要なのか?

長年連れ添った愛車を手放す際、多くの人が「廃車手続き=解体(スクラップ)」と考えがちですが、実は行政上の手続きとしてナンバープレートを陸運局へ返却することが法律で義務付けられています。

これは単なる「モノの返却」ではなく、国が管理する自動車の登録情報を正しく書き換えるための、極めて重要なプロセスです。

ナンバープレート外し方

法律で義務付けられている背景と目的

ナンバープレートの返納は、「道路運送車両法」という法律によって定められています。主な目的は以下の2点です。

✅ ナンバー返納の主な目的

  • 正確な車両情報の管理: 国が「どの車が現在日本国内を走っているか」を完璧に把握するため。
  • 不正使用の防止: 廃車になったはずのプレートが盗難車や犯罪車両に付け替えられ、悪用されるのを防ぐため。

いわば、ナンバープレートは国から「公道を走る許可証として貸与されているもの」。その許可(登録)を取り消す「廃車」のタイミングでは、当然返却が必要になるというわけです。

返納しないことによるリスク

「記念に取っておきたい」「面倒だから返さなくていいや」と、適切な手続きをせずにナンバープレートを持ち続けてしまうと、以下のような深刻なトラブルに直面します。

⚠️ 返納(抹消手続き)を怠るリスク

  • 自動車税の請求が止まらない: ナンバーが返納されない限り、書類上は「車が存在する」とみなされ、毎年4月に納税通知書が届き続けます。
  • 法的責任を問われる可能性: 登録が残ったままのプレートが紛失・盗難に遭い、犯罪に使われた場合、元の所有者が警察の捜査対象になるなど、予期せぬトラブルに巻き込まれます。
  • 廃車完了の証明ができない: 重量税の還付や、自賠責保険の解約・返金手続きが進められません。

つまり、ナンバープレートの返納は自分自身の「納税義務」と「法的責任」をクリーンにするための必須作業なのです。

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2. 抹消登録の種類と返納手続きの流れ

廃車手続き(抹消登録)には、大きく分けて2つの種類があります。「車をスクラップにするかどうか」によって選ぶべき手続きが変わりますが、いずれの場合もナンバープレートを国へ返却しなければ、手続きを完了させることはできません。

「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の違い

ご自身の状況に合わせて、どちらの手続きが必要か確認しましょう。

手続きの種類 どのような場合に選ぶか ナンバーの返納
永久抹消登録 車を解体(スクラップ)し、二度と乗らない場合。 必須
一時抹消登録 海外赴任や入院などで長期間乗らないが、将来再登録する可能性がある場合。 必須

特に注意したいのが「一時抹消」です。「車体は手元に残すのだからナンバーもそのままでいい」と思われがちですが、ナンバープレートを外して返納しない限り、自動車税の課税を止めることはできません。

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永久抹消登録とは?

一時抹消とは?

手続きを行う場所と必要な持ち物

手続きを行う場所は、車の種類(普通車か軽自動車か)によって明確に分かれています。

運輸支局

  • 普通自動車: 管轄の運輸支局(陸運局)
  • 軽自動車: 管轄の軽自動車検査協会

📦 手続きに必要な持ち物リスト

  • ナンバープレート: 前後2枚(※普通車は封印がついたまま外します)
  • 自動車検査証(車検証): 原本が必要です。
  • 印鑑: 普通車は実印(+印鑑証明書)、軽自動車は認印。
  • 手数料: 印紙代として300円〜500円程度(※永久抹消は無料の場合あり)。

窓口の受付時間は「平日の日中のみ」です。月末や3月などの繁忙期は数時間待ちになることもあるため、時間に余裕を持って向かいましょう。

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3. 【実践】ナンバープレートの正しい取り外し方

普通車のフロント(前)や軽自動車のプレートは、左右2本のボルトを外すだけです。ただし、普通車のリア(後ろ)の左側には「封印」がされています。これはプラスドライバーの先端を封印のアルミ部分に突き立て、テコの原理でこじ開けると中のネジが見えるようになります。

準備する工具(プラスドライバー・レンチ)

まずは適切な工具を揃えましょう。サイズが合わない工具を使うと、ボルトの頭を潰してしまう原因になります。

🔧 推奨される工具リスト

  • プラスドライバー(No.3): 一般的な家庭用(No.2)より一回り大きいサイズ。車のボルトにしっかりフィットします。
  • 10mmレンチまたはソケットレンチ: ドライバーで回らない場合、六角形のボルト外側から回せるレンチの方が力が伝わります。
  • 軍手・作業手袋: ナンバープレートの縁は意外と鋭利で、手を切りやすいため必須です。

工具

ボルトが錆びている・固い場合の対処法

雨風にさらされる場所にあるため、ボルトが錆びて固着していることは珍しくありません。

  • 潤滑剤をスプレーする: 「CRC 5-56」などの浸透潤滑剤を吹きかけ、5〜10分ほど放置してから回すと驚くほどスムーズになります。
  • 「押す力:7、回す力:3」: ドライバーを回す時は、奥に強く押し付けながらゆっくり回してください。回す力ばかりかけると、ネジ穴が潰れて(なめて)取り返しがつかなくなります。
  • ショックを与える: ドライバーをあてた状態で、柄の後ろを軽くハンマーで叩くと、サビの固着が解けやすくなります。

作業時の安全と車体を傷つけないための注意点

最後に車を綺麗に送り出すため、また自分自身を守るための注意点です。

注意項目 対策内容
ボディの保護 工具が滑った時に傷がつかないよう、周囲にタオルを当てるかマスキングテープで保護します。
怪我の防止 プレートを外した瞬間、急に軽くなって手が滑ることがあります。必ず厚手の作業手袋を着用しましょう。
ボルトの管理 外したボルトは再利用しない場合でも、地面に散らばるとパンクの原因になるためまとめて保管しましょう。

💡 廃車ひきとり110番のアドバイス

盗難防止用の「特殊ボルト」がついている場合、専用のキーアダプターがないとプロでも苦戦します。
もし自分で外すのが困難だと感じたら、無理をせず引き取りスタッフにお任せください。

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4. ナンバープレートを記念に持ち帰る「記念所蔵制度」

2019年のラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーの登場を機に、一般のナンバープレートでも「破壊措置」を条件に持ち帰りが認められるようになりました。

記念に残すための条件と「破壊措置」後の外観

ナンバープレートを不正に再利用(別の車に取り付けて走行)することを防ぐため、返却前には必ず物理的な破壊(穴あけ)を行う必要があります。

📍 「破壊措置」とは?見た目の変化

  • 穴のサイズ: 直径40mm(4cm)以上の大きな穴を開けます。
  • 位置: 通常、普通車のリア(後ろ)であれば「封印」があった左上の位置です。
  • 視認性: 穴は開きますが、地名・分類番号・ひらがな・一連番号といったデザインの大部分はそのまま残るため、思い出の品としての価値を損ないません。

ナンバープレート破壊措置

地域によっては、穴を隠すための「記念キャップ」を数百円で販売している窓口もあり、ガレージや部屋のインテリアとして美しく飾ることも可能です。

申請に必要な書類と手数料(500円程度)

手続きは廃車(抹消登録)の当日、運輸局(陸運局)の隣接窓口で行います。

ナンバープレート記念所蔵のキャップ

項目 内容
必要書類 「記念所蔵に係る念書(申込書)」
※窓口で入手し、二度と使用しないことを誓約します。
手数料 300円 〜 500円程度
所要時間 穴あけ作業自体は数分で完了します。

自分で行う場合は、廃車手続きの待ち時間を利用してこの「持ち帰り申請」を済ませるのが一般的です。一度ナンバーを完全に返納して窓口を離れてしまうと、後からの取り消しはできないので注意しましょう。

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もしもナンバープレートを紛失・盗難されたら?

警察への届け出(盗難届)と証明書の受け取り

ナンバープレートがないことに気づいたら、まずは何よりも先に最寄りの警察署(交番)へ届け出を行ってください。単なる紛失であっても、盗難であっても同様です。

⚠️ 届け出を急ぐべき「防犯上の理由」

盗まれたナンバープレートは、別の盗難車に付け替えられ、強盗やひき逃げなどの凶悪犯罪に悪用されるケースが非常に多いです。
警察に届け出ることで、「その時刻以降のトラブルは自分の責任ではない」という証明になります。

警察署で「盗難届」または「遺失届」が受理されると、以下の情報が発行されます。これらは陸運局での手続きに絶対必要ですので、必ずメモするか控えを受け取ってください。

  • 受理番号: 手続きを特定するための番号
  • 受理した警察署名: 届け出先
  • 受理年月日: 届け出をした日付

警察署

陸運局での再交付・抹消手続きの手順

プレートがないまま廃車手続きを行うには、通常の手続きに加えて「理由書」という書類の提出が必要になります。

必要な追加書類 内容・記載事項
理由書 なぜプレートが返納できないのかの経緯。警察の受理番号を記載し、所有者の実印を押印します。
印鑑証明書 普通車の場合、理由書に押した実印の証明として必要(3ヶ月以内のもの)。

【手続きの流れ】

  1. 警察署で受理番号を取得する。
  2. 理由書に必要事項(車両番号、車台番号、理由、受理番号)を記入する。
  3. 管轄の運輸局(陸運局)へ行き、理由書を添えて抹消登録を申請する。

なお、廃車ではなく今後も同じ車に乗り続ける場合は、プレートの「再交付」手続きが必要です。この場合、同じ番号が発行されるまで数日〜1週間程度かかり、その間は公道を走ることはできません。

💡 廃車ひきとり110番のアドバイス

「プレートがない車をどうやって陸運局まで運べばいいの?」という不安も、私たちにお任せください。
プレートなし・車検切れ・不動車であっても、専用レッカー車で無料引き取りに伺います。廃車ひきとり110番

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6. 複雑な手続きはプロに任せてスムーズに廃車

ナンバープレートの取り外しから陸運局での書類提出まで、自分ですべて行うには「平日の時間」と「専門的な知識」が必要です。特に、ボルトが錆びて外れないトラブルや、書類の不備で何度も窓口を往復するリスクを考えると、廃車手続きのプロに代行を依頼するのが最も賢い選択といえます。

廃車買取業者に手続き代行を依頼するメリット

ディーラーや行政書士に依頼するのとは違い、廃車買取業者に依頼することで得られるメリットは多大です。

メリット 具体的な内容
コストが「0円」 通常数万円かかるレッカー代や手続き代行費用が無料になります。
還付金が受け取れる 自動車税、重量税、自賠責保険の戻りについて正確に案内が受けられます。
動かない車もOK 事故車や車検切れ、放置車両でも自宅まで無料で引き取りに来てもらえます。

「廃車ひきとり110番」なら記念所蔵の代行手数料も無料

多くの廃車業者やディーラーでは、通常の返納手続きは代行しても、ナンバープレートの「記念所蔵(持ち帰り)」までは対応していないか、対応していても数千円〜1万円程度の追加手数料を請求されるのが一般的です。

🚐 廃車ひきとり110番が選ばれる理由

私たちはオーナー様の「愛車を大切に想う気持ち」を尊重します。そのため、ナンバープレートの持ち帰り(記念所蔵)にかかる手続き代行手数料も、原則として「無料」で承っております。

※手続き完了後、記念プレートを確実にご自宅へ郵送いたします。

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7. まとめ|正しい知識でスムーズな廃車手続きを

ナンバープレートの返納は、法律で定められた義務であると同時に、あなた自身の納税義務を解消し、資産を適切に管理するための重要なステップです。

✅ 廃車時のナンバープレート取り扱い・重要ポイント

  • 返納の義務: 自動車税を止めるためには陸運局への返納が必須。
  • 紛失時の対応: 紛失・盗難時はまず警察へ届け、「理由書」を作成する。
  • 思い出を残す: 「記念所蔵制度」を使えば、穴あけ加工後に持ち帰り可能。
  • 賢い選択: 複雑な手続きやプレートの外し作業は、専門業者に丸投げするのが最も楽で確実。

ご自身で工具を揃えてプレートを外し、平日に時間を取って陸運局へ足を運ぶのは、想像以上に大きな負担となります。もし、「ボルトが錆びていて外せない」「還付金の手続きまで漏れなくやりたい」とお考えであれば、ぜひ私たちプロの手を借りてください。

「廃車ひきとり110番」では、どんなに古い車や不動車でも、手続き代行・レッカー代無料で承ります。
ナンバープレートを記念に残したいというご要望にも、代行手数料無料で丁寧に対応いたします。

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