廃車にしてもナンバープレートは持ち帰れる!「記念所蔵制度」の魅力
長年連れ添った愛車を廃車にする際、寂しさを感じる方は少なくありません。
「車体は手放しても、何か形に残したい……」そんなオーナー様の願いを叶えるのが、「記念所蔵制度(きねんしょぞうせいど)」です。
以前は、廃車手続き(抹消登録)を行うと、ナンバープレートは国に返納して裁断されるのが決まりでした。しかし現在は、適切な処理を行うことで、自分の車のナンバープレートを合法的に持ち帰ることが可能になっています。
車は手放しても、思い出は形として残せる
ナンバープレートには、単なる数字以上の価値が詰まっています。
✨ ナンバープレートに刻まれた思い出の例
- 自分の誕生日や結婚記念日などで取得した「希望ナンバー」
- 家族で日本中を旅した時の、その土地の「ご当地ナンバー」
- 何十年も乗り続け、今は珍しくなった「二桁ナンバー(大宮55など)」

車体そのものはスクラップとしてリサイクルされますが、ナンバープレートを手元に残しておくことで、ガレージのインテリアにしたり、アルバムと一緒に保管したりと、愛車との記憶を一生の宝物にすることができます。
制度誕生の意外なきっかけは「ラグビーワールドカップ」
この「ナンバーを返さなくても良い」という画期的な制度、実は2019年のラグビーワールドカップ日本大会がきっかけで誕生しました。
💡 制度化までの背景
2017年、大会を記念して「特別仕様ナンバープレート」が発行されました。
デザイン性の高いこのプレートに対し、多くのファンから「大会が終わっても記念に保存したい」という熱い要望が国に寄せられたのです。
これを受け、国土交通省は法律を改正。特別仕様だけでなく、通常のナンバープレートも含めて「破壊措置(穴あけ)」を条件に、記念所蔵が認められることになりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックナンバーの人気も、この制度をより身近なものにしました。

⚠️ ここがポイント!
記念に持ち帰るためには、手続きの際に「破壊措置(穴あけ)」を行うことが必須条件です。
これは、そのナンバーが不正に再利用されるのを防ぐための公的なルールです。見た目については後の章で詳しく解説します。
「このナンバー、捨てたくない……」
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【完全ガイド】ナンバープレートを記念に受け取る4ステップ
ナンバープレートの記念所蔵(持ち帰り)は、廃車手続き(抹消登録)の際に同時進行で行います。一度プレートを完全に返納してしまうと、後から「やっぱり持ち帰りたい」と申請することはできませんので、必ず以下の流れを確認しておきましょう。
🔎 手続きの全体像(まとめ)
| 場所 | やること | 費用 |
|---|---|---|
| 運輸局(陸運局) | 「持ち帰り希望」の申告 | 無料 |
| 自動車会議所等 | 穴あけ加工・書類提出 | 300円〜500円程度 |
STEP 1:運輸局(陸運局)の窓口で「持ち帰り」を希望する
まずは、管轄の運輸局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)で廃車手続きを行う際、窓口の係員に「ナンバープレートを記念に持ち帰りたい(記念所蔵したい)」とはっきりと伝えてください。
通常、ナンバープレートは「返納窓口」にある回収機に入れますが、持ち帰る場合は回収機に入れずに窓口で手続きを進めることになります。

STEP 2:自動車会議所などで所定の手続きを行う
運輸局での書類確認が終わると、隣接または敷地内にある「一般社団法人 自動車会議所」や「ナンバープレート交付窓口」へ行くよう案内されます。
ここでは、返納する代わりにナンバープレートに「再利用防止のための穴」を開ける作業(破壊措置)を依頼します。

STEP 3:必要書類(念書兼申込書)の記入と手数料の支払い
持ち帰りには、専用の書類作成とわずかな手数料が必要です。
- 必要書類: 「記念所蔵に係る念書(申込書)」などの書類に氏名や車両情報を記入します。内容は主に「二度と車に取り付けて使用しません」という約束事です。
- 手数料: 都道府県によって異なりますが、約300円〜500円程度の穴あけ手数料(キャップ代含む)を支払います。

STEP 4:記念用プレートの受け取り
専用の機械で、ナンバープレートの左上(封印があった場所)に直径4cm以上の大きな穴を開けてもらいます。
穴を開けた部分には、希望すれば専用の「記念キャップ」をはめてもらえる地域もあります。これで手続きはすべて完了。晴れて法的に認められた「観賞用アイテム」として愛車のナンバーを持ち帰ることができます!
⚠️ 注意:自分で行くのは平日の日中のみ!
これらの手続きはすべて陸運局の開庁時間内(平日の8:30〜16:00頃)に行う必要があります。忙しくて時間が取れない場合は、廃車買取業者に代行を依頼するのが最も確実です。
気になる「穴あき」の見た目。破壊措置後の外観はどうなる?
記念所蔵制度を利用してナンバープレートを持ち帰るには、そのプレートが二度と車に取り付けて使用されないよう、物理的に「破壊措置」を施すことが法律で義務付けられています。
「ボロボロにされるのでは?」と心配されるかもしれませんが、実際には番号や地名、ひらがななどの主要なデザインはそのまま維持されるため、思い出の品としての価値が損なわれることはありません。
封印部分に開けられる「直径4cm以上の穴」の正体
破壊措置として、専用のプレス機でナンバープレートの左上(普通車のリアプレートなら「封印」があった場所)に直径40mm(4cm)以上の大きな穴が開けられます。
📍 穴あけ加工のポイント
- 位置: プレートを車に固定するための「ボルト穴」を利用して広げられます。
- 範囲: 登録番号(大きな数字)や地名に重ならないよう配慮して加工されるのが一般的です。
- 仕上がり: 機械でパチンと綺麗に打ち抜かれるため、手作業でこじ開けたような歪みは出ません。

この穴があることで、警察や陸運局が一目で「これは登録が抹消された観賞用のプレートである」と判断できるようになっています。
観賞用として楽しむためのポイント
持ち帰ったナンバープレートは、ただの「金属板」ではなく「インテリア」として楽しむことができます。
- 専用キャップの活用: 地域によっては、開けられた穴を塞ぐための「記念キャップ」を数百円で販売しています。これをはめることで、穴の断面が隠れ、より高級感のある見た目になります。
- フォトフレームや額縁: ナンバープレート専用のディスプレイケースや、ガレージの壁に飾るためのフレームも市販されています。
- 洗車してからの保管: 持ち帰る際は長年の泥汚れや油分がついていることが多いため、中性洗剤で優しく洗ってから飾ると、本来の輝きが蘇ります。

💡 廃車ひきとり110番のアドバイス
「自分でプレートを外すのが怖い」「ネジが錆び付いて回らない」という場合もお任せください。
弊社ではお車の引き取り時にプロのスタッフが対応いたします。愛車との最後のお別れを、最高な形で締めくくりましょう。
4. 記念所蔵を選ぶメリットと事前に知っておきたい注意点
廃車にする車のナンバープレートを持ち帰ることは、単なる「不用品の回収」ではなく、愛車と共に過ごした時間を「証(あかし)」として所有することを意味します。
しかし、この制度を利用するにあたっては、法的なルールを正しく理解しておかなければなりません。
メリット:世界に一つだけのメモリアルアイテムになる
ナンバープレートは、同じ番号のものは世界に二つと存在しません。
- 写真以上の存在感: 写真や動画も思い出になりますが、実際に車に取り付けられていた「本物の金属パーツ」が放つ質感や重みは、格別の思い出になります。
- カスタムガレージの演出: 車好きの方なら、ガレージや書斎の壁に飾るだけで、自分だけの特別な空間を演出できます。
- 家族の歴史として: 「この車でお宮参りに行った」「初めての家族旅行はこれだった」といった会話のきっかけにもなります。
注意点:公道での再利用や転売は一切不可
最も重要なことは、持ち帰ったナンバープレートは「法的に死んでいる(無効な)」状態であるということです。
🚨 絶対にやってはいけない3つのこと
- 公道走行への使用: 穴を塞いだりして別の車に取り付け、公道を走ることは「偽造・変造」にあたり、重い刑事罰の対象となります。
- ネットオークション等への出品: 記念所蔵されたプレートを転売することは禁じられています。他人のナンバーが悪用されるリスクを防ぐための措置です。
- 紛失・盗難に注意: 万が一盗まれたプレートが犯罪に使われた場合、元の所有者に疑いがかかる恐れがあります。屋外ではなく、必ず屋内(私有地内)で保管してください。

あくまで「個人の観賞用」として楽しむことが、この制度を維持し、愛車との思い出を汚さないためのマナーです。
💡 廃車ひきとり110番からの補足
この制度を知らずに「返納するのが当たり前」と思っている業者も少なくありません。
記念に持ち帰りたい場合は、事前に「記念所蔵を希望します」と業者に伝えておくのが、トラブルを防ぐ一番のコツです。
5. 廃車手続きと同時に「賢く・お得に」ナンバーを残すコツ
廃車手続き(抹消登録)とナンバープレートの記念所蔵を同時に行うには、「自分で行う」か「業者に任せる」かの2択になります。
しかし、この選択を間違えると、数千円の手数料を損したり、平日の貴重な1日を丸ごと潰してしまうことになりかねません。
自分で手続きする場合の手間と時間のコスト
「自分でやれば安上がり」と考えがちですが、実際には以下のような多くのハードルが待ち構えています。
⚠️ 自力で行う際のリスクとコスト
- 平日の拘束: 運輸局(陸運局)は土日祝日が休み。仕事を休む必要があります。
- 慣れない書類: 永久抹消登録の申請書、記念所蔵の念書など、専門用語の多い書類作成が必要です。
- 現場での作業: ナンバープレートの取り外し、返納窓口への往復、穴あけ加工の依頼など、広い陸運局内を何度も移動しなければなりません。
- 交通費・手数料: 往復のガソリン代や高速代に加え、穴あけ手数料も実費でかかります。

廃車買取業者「廃車ひきとり110番」の無料代行サービス
こうした手間をすべて解消できるのが、廃車ひきとり110番の買取サービスです。
多くのディーラーや一般の解体業者では、ナンバープレートの記念持ち帰りを依頼すると「オプション費用」として数千円の代行手数料を請求されることが一般的です。しかし、廃車ひきとり110番ではこの記念所蔵の手続き代行を原則として「無料」で行っております。
| 比較項目 | 自分で行う | 一般的な代行業者 | 廃車ひきとり110番 |
|---|---|---|---|
| 代行手数料 | 0円 | 3,000円〜10,000円 | 0円(無料) |
| 運輸局への訪問 | 必須(平日のみ) | 不要 | 不要 |
| 車体の買取 | なし(処分費が発生も) | 下取り(査定低め) | 高価買取! |
廃車手続きとセットでご依頼いただくことで、「思い出のナンバーは手元に、愛車は現金に」という、オーナー様にとって最も理想的な形を、一切のストレスなく実現することができます。
💡 廃車ひきとり110番の「真心サポート」
穴あけ加工が終わった記念ナンバープレートは、後日ご自宅へ郵送させていただきます。書類の準備から還付金の説明まで、専門スタッフが親身になって対応いたします。

6. まとめ|愛車との最後の思い出を、後悔なく形に残そう
長年大切に乗ってきた愛車を廃車にするのは、一つの物語の終わりでもあります。しかし、「記念所蔵制度」を活用すれば、その物語の象徴であるナンバープレートを、永遠に手元に残しておくことができます。
✅ ナンバープレート持ち帰りの重要ポイント
- 制度の活用: 適切な「穴あけ加工」をすれば、合法的に持ち帰り可能。
- タイミング: 廃車手続き(抹消登録)の窓口で申請することが必須。
- 見た目: 左上に4cmの穴が開くが、番号やデザインはしっかり残る。
- 賢い選択: 専門業者に依頼すれば、手続きの手間も費用もゼロにできる。
「たかがナンバープレート」と思うかもしれませんが、そこにはあなたと家族が過ごした数えきれない思い出が刻まれています。
廃車を単なる「処分」で終わらせるのではなく、「思い出を形にする」という新しい選択をぜひ検討してみてください。
「廃車ひきとり110番」では、お車の高価買取はもちろん、こうしたオーナー様の「想い」に寄り添ったサポートを徹底しています。面倒な書類手続きやナンバーの記念所蔵代行も、すべてプロのスタッフにお任せください。









