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鈴木商会、自動車リサイクル拡大 工場新設、網走の業者子会社化

2007年10月10日

 網走刑務所が2006年、全国の刑務所で初めて廃車の解体を受刑者の作業として導入したのを機に設立されたクリーンエコティックを子会社化した。来春には札幌市内に大型車と重機解体の専用工場を建設。既存3工場と合わせ、処理能力を3割増強し、月間1300台とする方針。

 リサイクル加工処理の道内大手、鈴木商会(札幌、駒谷嘉一社長)は九日、網走刑務所に自動車リサイクルを委託するクリーンエコティック(網走、七夕和繁社長)を子会社化したことを明らかにした。来春には札幌市内に大型車と重機解体の専用工場を建設。既存三工場と合わせ、月間千台の処理台数を千三百台に伸ばす考えだ。
 スクラップ処理を本業とする鈴木商会は二○○六年、石狩、旭川両市に専用工場を建設し、自動車リサイクル業に進出。バッテリーやフロンガスを回収し、エンジンなどの使用可能な部品を中古部品市場に供給している。○七年には新設した釧路工場でも処理を始めた。
 クリーンエコティックは、網走刑務所が○六年、全国の刑務所で初めて廃車の解体を受刑者の作業として導入したのを機に設立された。刑務所に搬入する廃車を確保し、外部に自動車部品を販売している。
 月間約五十台を処理し、○七年三月期は千六百万円の売上高を計上した。
 ただ、受刑者の作業能率向上に加え、国外での中古車需要の高まりから、廃車の確保が難しくなっているのが現状。このため、取引のあった鈴木商会が親会社となり、当面月間百五十台のペースで、安定的に供給することになった。
 一方、札幌市厚別区に予定している解体専用工場は約千八百平方メートル。ホンダ系の自動車リサイクル工場の隣接地に建設する。工費は二億−三億円の見込み。工場では、大型重機やバス、トラックなどの大型車両を一日二、三台のペースで処理するほか、ホンダの一般車両の最終処分も手掛ける。
【北海道新聞】

 この記事にて“刑務所に自動車リサイクルを委託するクリーンエコティック”の存在を初めて知りました。仕事はきついながらも内容は“環境保全”のために役立っていることを意識し、誇りに思う人も多いと思います。全国に他にも廃車の解体を受刑者の作業にする施設があるのかどうかわかりませんが、時流にのった内容であると思いました。

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